- これから海外一人旅をしてみたいけど、どういった持ち物を持っていけばいいかわからない
- 海外一人旅をするのに、リュックで十分といった持ち物リストを教えてほしい
- 海外一人旅で便利なおすすめグッズも教えて!
こんな疑問に答える記事を書きました。
これまで海外一人旅をしてきた中で「これを持っていけばよかった」「これはいらないな」といった経験を繰り返しながら、リュックだけでOKな現在の持ち物リストに落ち着いています。
宿泊先がホテルかドミトリーかで荷物は変わってきますが、本記事はドミトリーでも十分に対応できる内容となっています。
本記事で紹介する持ち物で、ベトナム・タイ・ラオスを20日間で巡る旅も余裕をもって過ごすことができています。
本記事を参考にして、海外一人旅に必要な持ち物を準備していただければと思います。
海外一人旅の持ち物リスト
海外一人旅に必要な持ち物リストを紹介します。
- リュック
- ボディバッグ(またはセキュリティポーチ)
- パスポート
- スマホ
- モバイルWi-fiまたはプリペイドSIM
- 変換プラグ
- モバイルバッテリー
- 財布
- 現金
- クレジットカード(3枚)
- ウェットティッシュ
- 衣類
- トラベルポーチ(リュック内の整理向け)
リュック
海外一人旅をするにあたり、スーツケースかリュックか迷っている方もいるかと思いますが、30Lのリュックがあれば十分に旅をすることができます。
身軽に旅をすることができる上に、両手も空いているので自由度が高いです。
飛行機内に持込が可能なので、空港での荷物受け取り時間を費やすこともありません。
ちなみに私の場合、30Lのリュックであれば全ての荷物を入れてもリュックの3分の2が埋まるくらいの量になります。
海外旅行のバックパックの選び方やおすすめについては、【30Lで十分】海外旅行のバックパックの選び方やおすすめを紹介!で紹介しているので参考にしてみてください。
ボディバッグ(またはセキュリティポーチ)
ボディバッグ(ショルダーバッグ)は、観光用のバッグとして利用します。
リュックを背負って観光するのは無駄な荷物になってしまうので、ボディバッグを用意しておくと便利です。4L〜7Lあたりが観光にちょうどいいサイズです。
私は4LのBellroy「Lite Sling Mini」を使っています。
軽量かつコンパクトなので、観光用のボディバッグにちょうどいいサイズです。
関連記事:Bellroy「Lite Sling Mini」使用レビュー!海外旅行のボディバッグにおすすめ!
パスポート
言うまでもなくパスポートは必需品。
パスポートは常時携帯していなければいけない国が多いです。
また、何かしらの施設を利用する時に、提出を求められることがあるので、ウェストポーチやセキュリティポーチに入れて持ち歩くのが無難です。
パスポートを紛失したとき用のために、コピーも1枚持っていきましょう。
パスポートのコピーの他に、何かあった時のために以下の連絡先も保管しておくといいです。
- 現地日本大使館の連絡先
- クレジットカード会社の緊急連絡先
- ホテルの連絡先
関連記事:パスポートの有効期限: 5年間か10年間、どちらが最適か?
スマホ
スマホは旅をするにあたり必須です。
- メールでフライトや宿泊予約の確認
- GoogleMapやGoogle翻訳、Grabタクシーなどの便利アプリ
- 現地での情報収集
- 旅の思い出に写真を撮る
こういったことに欠かせません。
特に「GoogleMap」「Google翻訳」「Uber」といったアプリは、スマホにインストールしておくと大活躍してくれます。
Google Mapには「オフライン機能」があり、あらかじめ地図をダウンロードしておけば、スマホがオフラインの状態でもGPS機能を使ってGoogle Mapを活用できます。
海外旅行におすすめのスマホアプリは、【厳選】海外旅行にあると便利なおすすめスマホアプリを紹介!で紹介しているので参考にしてみてください。
モバイルWi-fiまたはSIMカード
都心部はWi-fi環境が整備されているので、空港、MRT、ホテル、カフェなどインターネットに接続できる場所は多いです。
とはいえどこでも使えるわけではないので、レンタルWi-fi、またはSIMカードを用意した方がいいです。
困った時やトラブル時に、すぐにネットに接続できる環境は重要だからです。
SIMカードはSIMフリースマホでないと使えないので、持っていない方はレンタルWi-fiを持っていきましょう。
SIMフリースマホの場合は、現地の空港でSIMカードを買うか、日本で現地対応のSIMカードを購入していくかになります。渡航先専用のものを購入してもいいですし、複数国に行くなら周遊プリペイドもおすすめです。
SIMカードとレンタルWi-Fiルーターどちらにすれば良いかは、海外旅行はSIMカードとWiFiルーターどっちが最適?選び方とおすすめサービスを紹介を参考にしてみてください。
どちらにするかの基準や、おすすめのSIMカード&Wi-Fiルーターを紹介しています。
変換プラグ
スマホやタブレット、パソコンなどの充電に欠かせません。
全世界で使用できるので、今後の旅行のためにもひとつ持っておくと便利です。どこの国に行くにしても大活躍してくています。
モバイルバッテリー
スマホやタブレットなどの充電がしばらくできない状況に備えて、モバイルバッテリーも必要です。
何か困った時やトラブルになった時のために、スマホが使える状態にしておくことは重要だからです。
海外でスマホのバッテリーが無くなって使えなくなるのはかなり不安なので、モバイルバッテリーは持っていったほうがいいです。
モバイルバッテリーは、Anker PowerCore 10000がコンパクトかつ大容量でおススメです。飛行機内に持ち込み可能サイズで、iPhone4回分くらいは充電することができます。
海外旅行におすすめのモバイルバッテリーについては、おすすめ!海外旅行に最適なモバイルバッテリーを厳選紹介!でも紹介しているので参考にどうぞ。
財布
リーズナブルだけど機能性に優れているのが無印良品の「ポリエステルトラベル用ウォレット」。
軽量かつコンパクトで、機能性も十分。コスパは最高です。
チェーンホルダーも付いているので、盗難防止にも役立ちます。
「海外旅行に普段使っている財布を持っていきたくない」という方におすすめです。
現金
国によってはクレジットカード主題で現金をほとんど使わない国もありますが、多くの国ではまだまだ現金がメイン。
盗難や紛失したときのことも考え、あまり多くの現金を持たないほうがいいです。
また、クレジットカードが使える国では、支払いはできるだけクレジットカードにして、持ち歩く現金が少なくなるようにしています。
海外でのキャッシングについては、次で紹介するクレジットカードを利用すると便利です。
クレジットカード
海外一人旅では、クレジットカードを持っていると便利で安心です。
枚数は余裕を持って3枚あると安心です。(参考:海外旅行のクレジットカードは何枚必要か→結論3枚!)
というのも、海外を旅しているとクレジットカードOKのお店でも決済ではじかれてしまうことがあるからです。
- 三井住友VISAカードでは決済できなかったけど、エポスカード(VISA)だと決済ができた
- とあるATMでエポスカードだとキャッシングできないけど、楽天カードだとキャッシングできた
このように「このカードだとダメだけど、別のカードだとOKだった」ということは何度もあります。
なので、クレジットカードは最低でも2枚、余裕を持って3枚あると安心できます。
おすすめのクレジットカードは、【珠玉の4枚】海外旅行におすすめのクレジットカードを紹介!で紹介しているので参考にしてみてください。
ウェットティッシュ
海外では不衛生なところもあるので、食事の前などはウェットティッシュで手を清潔にしてから食べるなど気を使いたいもの。
100均でもいいので、1袋用意しておくと便利です。もちろん現地購入でもOK。
衣類
衣類はかさばるので、できるだけコンパクトにしたいところです。
持っていく衣類に関しては、当日着ていく服以外にリュックの中に入れるのは以下。
- Tシャツ2枚
- 長袖シャツ1枚(長距離バスなど寒い時があるのでそのときの対策用)
- 下着2枚
- 靴下1組
※ダウンが必要なくらい寒さの厳しい国には行ったことがないので、このようなシンプルな内容になっています。
私の場合、海外を旅するときはTシャツ・下着・靴下は2日連続で着ちゃいますし、洗濯もできるので最小限の衣類で十分と考えています。最悪、現地で安い服を調達すればOKです。
また、服装に関してですが、できるだけシンプルな服を選ぶといいかと思います。
関連記事:シンプルがベスト!メンズ向け海外旅行の服装選びのポイント
ちなみに海外旅行の靴は、歩きやすいスニーカーがおすすめ。
特にニューバランスのスニーカーは履きやすく、長距離の移動でも足への負担が軽いのでおすすめです。詳しくは、海外旅行におすすめの靴を紹介!長時間の街歩き・ちょっとした山道にも最適!で紹介しているので参考にしてみてください。
ドミトリーに泊まる場合は、他にサンダルも持っていくといいです。ドミトリーはバス・トイレが共有になるので、床が濡れていたり汚かったりすることもあるからです。
トラベルポーチ
トラベルポーチは、リュックの中の荷物を小分けして整理するのに便利です。
リュックの中がごちゃごちゃしていると、欲しいものを取り出すのに時間がかかってしまいます。
おすすめはAmazonベーシックのトラベルポーチ。シンプルなデザインで、メッシュ地なので中身が見えるため何が入っているか分かりやすいです。
こちら「【Amazonベーシック】トラベルポーチ使用レビュー!旅行の荷造りに最適!」でレビュー記事も書いているので、気になる方は参考にしてみてください。
海外一人旅にあると便利なグッズ
海外一人旅にあると便利な持ち物を紹介します。
速乾タオル
基本的には、ホテルにあるタオルで十分かと思いますが、自分でも1枚持っておくと何かしら便利です。
また、ドミトリーに泊まる場合、ドミトリーによってはタオルは別途料金がかかる場合も。
一般的なタオルを持っていくと厚みでかさばるので、コンパクトな速乾タオルがおすすめです。
おすすめは、マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)です。
荷物の軽量化にもつながりますし、乾くのが早いのもメリット。
手のひらサイズに収納できるので、普通のタオルに比べてかなりの軽量化につながります。
マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)については、海外旅行の速乾タオルはマタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」がおすすめで紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
洗顔・ボディシート
全身を拭けるボディーシートも少量持っていくようにしています。
東南アジアなど暑い地域は汗で体がベトベトになりがち。ホコリで体が汚れていることも多々あります。
また、夜行バス移動などシャワーを浴びれない時にも便利です。
こちらもシートの枚数をできるだけ減らしてから持っていくようにしています。
携帯ウォシュレット
海外ではトイレにウォシュレットが付いていないことがほとんど。
しかもトイレットペーパーが硬くて、お尻が痛くなってしまうこともありますよね。そんなときのために、携帯ウォシュレットを持っていくのがおすすめ。
TOTO 【いつでもどこでも携帯できる】 携帯ウォシュレット
水圧もそれなりにあるのでウォシュレットの機能を十分に果たしてくれますし、コンパクト設計なのでたいして荷物にもなりません。旅先でのトイレが快適になりますよ。
南京錠
リュックは身軽に移動できて便利ですが、防犯面では弱いところがあります。チャックから簡単に開けることができるからです。
また、ドミトリーによっては鍵付きロッカーがありますが、鍵付きロッカーがなかったり、ロッカーが小さくてリュックが入らない場合は、ベッドの上に置いたまま行動をしなければいけないことも。
そんなときのセキュリティ確保のために南京錠を持っていくと安心です。
南京錠があるからと言って、完璧な防犯になるわけではありませんが、少なからずセキュリティの向上につながります。
歯ブラシ
ホテルに滞在する場合には不要かもしれませんが、ドミトリーに泊まる場合は歯ブラシがないことが多いので持っていく方がいいです。
長期滞在の場合でも、歯ブラシや歯磨き粉は現地調達をしてケースはそのまま利用すればOKです。
絆創膏
普段から歩き慣れている人であれば問題ないかもしれませんが、旅をすると普段より歩くことが多くなります。
靴擦れを起こしたり、マメができて潰れてしまったりすることも。
また、ちょっとしたケガをすることも考えて、絆創膏を少し持っていくと安心です。筆者は、複数の大きさを数枚ずつ持っていくようにしています。
ノートとペン
あまり使う機会はありませんが、ペン1本と小さめノート(メモ帳でもOK)も意外と便利です。
言葉が通じないときや、時系列で説明したい時など、紙に書いて説明すると相手に伝わりやすいです。
ノートは20ページくらいあれば余裕で足りるので、私の場合は不要なページは切り取って軽量化するようにしています。
常備薬(体調不良向けの薬・サプリなど)
ある程度の日数をこなすのであれば、体調不良向けの薬なども持っていきたいところ。
私の場合ですと、まれに頭痛が起きることがあるので頭痛薬は必須。
発展途上国で長距離バス移動がある時は、酔い止めを持っていくようにしています。
また、食事がきちんと取れないこともあるので、マルチビタミンをジップロックに入れて日数分持っていきます。
ノートPC・タブレット
私は旅先でも空いた時間に作業をしたいので、ノートPCを持っていきます。
ノートPCは別にしても、荷物に余裕のある方はKindleタブレットやiPadを持っていくのもおすすめです。
海外一人旅をしていると、ホテルの部屋や電車・バスなどの待ち時間など暇な時間がそれなりに発生します。
暇な時間に読書はもちろんのこと、映画やドラマを見ることもできます。
スマホで電子書籍や動画を見たりするのは画面が小さくて何かと不便ですよね。
タブレットサイズであれば、充分なサイズで読書ができたり動画を見ることができます。
耳栓
耳栓は、飛行機内で静かに過ごしたい、カフェやコワーキングスペースで作業に集中したい時に便利です。
また、ドミトリーの場合、人それぞれ寝る時間が異なるため、自分が寝たいタイミングで物音がすることも。
そんなときのために、耳栓を1つ持っていくと便利。
シャンプー・ボディソープ
シャンプーとボディソープに関しては、ホテルに宿泊するのであれば不要です。
また、ホステルでもシャンプー・ボディソープ付きの施設は増えているので、利用機会は少ないかと思います。
とはいえ、格安のホテルやホステルではシャンプー・ボディソープの備え付けがないこともあるので、少量でも持って行ったほうが便利です。
大量に持っていっても仕方がないので、100均などで詰め替えケースを買って持っていくのがおすすめ。
シャンプー・ボディソープは高いものではないので、足りなくなったら現地で購入して補充するのもアリです。
また、髪・顔・体も洗える固形石鹸を持っていくのもおすすめ。私も最近の旅では固形石鹸を持っていくようにしています。
液体タイプだと飛行機持ち込みの容量制限がありますし、足りなくなったら現地で調達しなければいけません。固形石鹸であれば長期の旅でも使えますし、必要な分量にカットすれば軽量かつコンパクトになるので便利です。
ちなみにお気に入りは、Naiad(ナイアード)のアルガン石鹸です。
固形石鹸なので髪はどうしてもキシキシした洗い心地になってしまいますが、泡立ちもよく洗いやすくて、肌にも優しいのがいいです。
東南アジアを旅する時に必要な持ち物
東南アジアを旅する時に持っていくと便利なものを紹介します。
虫除けスプレー
東南アジアは蚊が多く、旅している際に蚊に刺されると痒くてストレスです。
おすすめは体用スプレーと部屋用スプレーのコンボ。この2つのコンボはめちゃくちゃおすすめで、蚊の多い東南アジアでもほとんど刺されることはありません。
虫除けスプレーは1日2回。部屋用のスプレーは念の為多めにプッシュ。
また、部屋用スプレーは、蚊に直接スプレーすれば一撃でやっつけることもできます。
日焼け止め
東南アジアはとにかく日差しが強いので、日焼け止めは必ず持参したほうがいいです。
私は初めての海外一人旅でシンガポールに行った時、日焼け止めを持参しなかったために、初日で見事なTシャツ、ハーフパンツ焼けをしてしまいました。
あまりにも焼けすぎてしまうと、ヒリヒリしてその後の旅にも影響してしまいます。
購入するのであれば、
- 絶対焼きたくないタイプの強めのもの
- 軽量化のため、小さめサイズの20ml
がおすすめです。
私がいつも使っているのはこちら。
東南アジアの強い日差しでもしっかりガードしてくれます。
水着
ホテルに泊まる人向けですが、東南アジアのホテルにはプール付きホテルも数多くあります。
そのため、ホテルのプールを楽しみたい方は水着を持っていくと、旅の楽しみも増えますよ。
海外一人旅におすすめの持ち物リストまとめ
海外一人旅の持ち物リストを紹介してきました。
本記事で紹介した荷物で十分旅をすることができる上に、荷物もコンパクトにまとめられるはずです。
長期旅行爪切りとか細かな日用品は、現地でも調達できるので何でもかんでも持っていく必要はありません。
これから海外旅行をしたいという方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
その他の海外一人旅の準備については、初心者のための海外一人旅ガイド【準備すべきことを紹介】で解説しているのでこちらもぜひご覧ください。