折りたたみ収納できるアウトドアグッズを手がけているマタドール。
ブラックを基調としたシンプルなデザインもかっこいいブランドですが、旅行用のサブバッグとしてマタドール「オングリッド・バックパック」を購入しました。
マタドール・オングリッド バックパック(Matador・On-Grid Packable Backpack)
旅行に行った時など、「現地ではちょっとしたリュックで歩き回りたい」といった場合にピッタリのバックパックとなっています。
もちろん普段使いのバックパックやちょっとした小旅行にも使えますよ。
本記事では、マタドール・オングリッド バックパック(Matador・On-Grid Packable Backpack)の詳細や使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
マタドール「オングリッド・バックパック」の基本情報
マタドール(Matador)とは
マタドールは、2014年にアメリカ・コロラドでスタートしたトラベル・アウトドアブランドです。
軽量かつ高品質で、コンパクトに折りたたみ可能なトラベル・アウトドアグッズを手掛けているのが特徴。
ブラックを基調としたシンプルデザインで、スタイリッシュなアイテムが多いです。
商品のライナップは、バックパック・ショルダーバッグをはじめ、タオルやアメニティグッズまで取り扱いがあります。
オングリッド・バックパックの基本スペック
マタドールのオングリッド・バックパックの基本スペックは以下のとおりです。
製品名 | オングリッド・パッカブルバックパック(On-Grid Packable Backpack) |
容量 | 16L |
サイズ | 26.5cm x 44.5cm x 21.5cm |
収納時のサイズ | 14cm x 16cm x 7cm |
重さ | 約213g |
素材 | ナイロン |
カラー | ブラック |
価格 | 9,350円 |
マタドールのオングリッド バックパックの特徴は以下のとおりです。
- 213gと超軽量
- 収納袋に入れるとコンパクトに持ち運び可能
- 防水素材仕様
- 調整可能なウォーターボトルポケット
- ノートPC収納あり(16インチMacBook Pro対応)
マタドール「オングリッド・バックパック」レビュー
オングリッド・バックパックを購入した理由
まず、マタドール「オングリッド・バックパック」を購入した理由ですが、「旅先でカフェまでノートPCを持っていきたい」といった場合のサブバッグとして使うためです。
海外に行く時には30Lのバックパックを使っているのですが、カフェに持っていくには大きすぎるという問題がありました。
中の荷物を出してホテルに置いていくにしても手間がかかりますし、中の荷物を持っていくにしても余計なものを持っていく必要があります。
以前、タイに滞在した時はカフェに行くのに100均のナップサックで持ち運びをしていたのですが、使い勝手が悪いですし防犯の意味でも不安です。
なので、海外の滞在先でノートPCが持ち運べる、軽量かつコンパクトにできるサブバッグを探していたところ、見つかったのがマタドール「オングリッド・バックパック」です。
収納時はスマホ2個分のコンパクトさ
オングリッド・バックパックは、コンパクトに収納することが可能です。
収納袋が付いているわけではなく、リュック丈夫にある内ポケットからくるくると丸めながら収納していく仕様になります。
収納時は14cm x 16cm 、スマホ2個分より一回り大きいくらいのサイズ感です。
このくらいのサイズ感であれば、メインバッグのスキマにでも入るので持ち運ぶ上でもかさばることはありません。
重さは192gと超軽量
「オングリッド・バックパック」の重さを実際に計量してみたところ192gでした。
他メーカーの16Lサイズのバックパックと比べてみても、圧倒的に軽いです。
バックパック名 | 重さ |
---|---|
オングリッド・バックパック | 192g |
グレゴリー・ナノ16 | 430g |
ノースフェイス・ワンマイル16 | 390g |
アークテリクス・アロー16 | 920g |
ミレー・EXP17 | 610g |
荷物に追加しても大した負担にならないのもメリットですね。
両サイドにはボトル収納スペース
バックパックの両サイドには、調整可能なボトル収納スペースがあります。
スペースの上部にゴムバンドがあるので、伸び縮みさせることができます。
深さは500mlのペットボトル1本が隠れるくらい。サイズ的にもまだ余裕はあるので、もう少し大きめの水筒なんかも収納できるかと思います。
ボトルの出し入れもスムーズにできるので、使い勝手がいいです。
ノートPC収納スペースあり(最大16インチ)
メインスペースの内側には、ノートPCを収納するスペースがあります。
16インチのノートPCまで収納することができます。
バックパック自体にクッション性はないので、衝撃が心配な場合は保護ケースに入れた方がいいかと思います。
外側に2つの収納スペースあり
メインスペースの外側には、小さめのスペースがあります。深さはバックパックの1/3くらいでしょうか。
その内側にも、小さな収納スペースがあります。以下の写真では見えませんが、ここにマタドールのロゴがあって、ここをひっくり返しながらクルクルとコンパクト収納できるようになっています。
ショルダーパッドには薄いクッションあり
ショルダーパッドには薄いクッションが入っているので、肩に食い込むこともなく負担を和らげてくれます。
また、ロゴ入りの部分がありますが、何かしらを引っ掛けて持ち運びも可能です。
ショルダーストラップは紐で調整ができます。
その他のポイント
細かなこだわりとして、ファスナーが剥き出しにならないように収納できること。
普通であれば以下のようにファスナーが剥き出しです。
マタドールのオングリッド・バックパックは以下のようにファスナーが目立たないようにできます。こういった細かなこだわりは嬉しいですね。
ちなみにファスナーはYKK製でしっかりした作り。また、使いやすいように長めの紐、先端につまみやすいグリップが付いているこだわりよう。
そしてバッグ上部には取手もついているので、手で持ち運ぶ際にも便利です。
マタドールのバックパック「オングリッド」を使ってみた感想
メリット・良かった点
コンパクトかつ軽量
サブバッグの持ち運びとして、コンパクトで邪魔にならないのはすごく良かったです。
ベゴナム・ラオス・タイの20日間の旅で、タイに滞在する1週間のみ利用する予定でバックパックに入れていましたが、かさばることなく運べました。
30Lのバックパックに入れるとこんな感じ。ちょっとしたスキマに入れておけばいいので問題なしでした。
コンパクトに折りたたんで持ち運べるという機能性は十分に発揮されたと言えます。
背負い心地も悪くない
マタドールのオングリッド・バックパックのショルダーストラップは、幅もあり若干のクッションが入っているため、PCやガジェット類を入れて背負った感じは悪くありません。
細いショルダーストラップだと肩に食い込む感じがあったりしますが、そういったこともないのは良かったです。
ストラップは長さを調整できるので、自分好みのサイズに調整できます。
ちなみに、オングリッド・バックパックに入れていたものは以下。
MacBook12インチ、変換プラグ、ケーブル2本、モバイルバッテリー、ペットボトル500ml
この程度の荷物であれば、特に問題なく快適でした。
意外としっかりした作り
ナイロン製は薄いので耐久性など気になるところですが、意外としっかりした作りで破けたり壊れたりすることもありません。
今後、長期で利用した場合にどうなるかはまだわかりませんが、使ってみた感じとしては十分に長持ちしそうではあります。
デメリット・悪い点
ノートPCの保護はイマイチ
ナイロン製で生地は薄いため、そのままノートPCを入れると落とした時の衝撃が不安になります。
PCケースを使うといいのかもしれませんが、荷物がかさばるので迷うところです。
まとめ
本記事では、マタドール・オングリッド バックパック(Matador・On-Grid Packable Backpack)の詳細や使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介しました。
海外の滞在先でノートPCの持ち運び用に購入しましたが、ドンピシャの利用価値がありました。
コンパクトに収納可能で軽量、かつ使い心地も問題なし。この使用感であれば、1〜3泊程度の旅行なら十分にメインバッグとしても使えるクオリティです。
ただし、ショルダーストラップが薄いので、重い荷物になる場合は肩の負担が大きくなるかもしれません。あとはノートPCの保護がイマイチなところはマイナス点。
これらの点を除けばかなり満足しているバックパックです。デザインもシンプルでかっこいいので、タウンユースのバックパックとして使ってもいいかもしれないと思っています。
マタドールは、バックパックの他にも、旅行の際に便利な速乾タオルも展開しています。マタドールの速乾タオルについては、海外旅行の速乾タオルはマタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」がおすすめで紹介しているので、合わせてご覧ください。