海外旅行の荷物で意外とかさばるのがタオル。
荷物は減らしたいけどタオル1枚は持っていきたい。機能性十分でコンパクトになるタオルってないの?
こんな疑問を持ちながら目をつけたのが、マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)です。
ナノファイバー素材の速乾タオルで、超軽量かつコンパクトに収納可能なタオルとなっています。
旅行の荷物を軽量化したいという方にはピッタリ。機能性も抜群なので、普通のタオルに戻れないほど使い勝手がいいです。最初はLサイズを購入しましたが、気に入ったのでSサイズも購入してしまったほど。
本記事では、マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)について、詳しいレビューをしたいと思います。
海外旅行の速乾タオルを探している方は、参考にしてみてください。
マタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」の基本情報
マタドール(Matador)とは
マタドールは、2014年にスタートしたアメリカ・コロラド発のトラベル・アウトドアブランド。
超軽量かつ高品質、そしてパッカブル(コンパクトに折りたたみ可能)なトラベル・アウトドアグッズを展開しています。
ブラックを基調としたシンプルデザインで、スタイリッシュなアイテムが多いです。
ウルトラライト・トラベルタオルの基本スペック
ウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)は、Small(ハンカチサイズ)とLarge(バスタオルサイズ)の2サイズ展開。
基本スペックは以下のとおり。
製品名 | ウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel) |
サイズ(袋収納時) | 約7.6cm x 3cm(Sサイズ)、約11cm×5.6cm(Lサイズ) |
サイズ(広げた時) | 約39cm x 39cm(Sサイズ)、約120cm×60cm(Lサイズ) |
重さ | 約25g(Sサイズ)、約81g(Lサイズ) |
吸水性 | 重さの2〜3倍 |
素材 | ポリエステル85%、ナイロン15% |
カラー | チャコール |
価格 | 2,640円(Sサイズ)、4,840円(Lサイズ) |
価格はAmazonで販売しているような速乾タオルに比べて高めになっています。
「機能性が優れているか」「荷物がどれだけコンパクトになるか」といった点に価値を見出せるかが購入のポイントになりそうです。
マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)の特徴は以下のとおりです。
- 超軽量
- 収納時は手のひらサイズでコンパクト
- ナノファイバー素材で吸収力抜群
- バックパックに取り付け可能
- 洗濯機で洗える
収納時は手のひらサイズでコンパクト、しかも超軽量なので、荷物を軽量化したい人にぴったりです。
マタドールの公式YouTubeでも確認できるのでチェックしてみてください。
マタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」レビュー
収納時は手のひらサイズのコンパクトさ
まずはサイズ感から見ていきましょう。収納バッグに入れた状態の全体像はこんな感じです。
Lサイズであれば収納バッグに入れた時でも約11cm×5.6cmなので、こんな感じで手のひらサイズです。
とにかく軽くて、バスタオルサイズのタオルが入っているとは想像できません。
写真だとちょっと分かりづらいですが、側面に3つに仕分けされた通し穴があるので、カラビナなどを通してバッグに取り付けることが可能です。
iPhoneケースと比較してもほぼ同等の大きさ。
一般的なコットン製タオル(通常サイズ)と比較。バックパックに入れても、ほとんど場所を取らないことが分かります。
タオルの重さは超軽量
Lサイズの場合、タオルのみの重さは79g、収納袋に入れた時の重さは88gでした。
私が持っている一般的なコットンタオルの普通サイズは118gだったので、それよりもだいぶ軽いことになります。
商品がダンボールで届いた時も、「中身入ってるの?」という軽さでした。
タオル本体のサイズ感
収納袋から取り出すとこんな感じ。収納袋に入れなくても、コンパクトにまとまるのでそのまま持って行っても良いかもしれませんね。
タオルを折りたたんだ状態で、通常のコットン製タオル(通常サイズ)と比較してみました。マタドールはバスタオルサイズにも関わらず、一般サイズのタオルに比べてコンパクトなのが分かります。
タオル自体の薄さを比較してみます。マタドールのほうが圧倒的に薄いのが分かりますね。
拭き心地や吸水性
どのマイクロファイバータオルにも言えることですが、コットン製のタオルと比較すると拭き心地はそこまでよくありません。
とはいえ、柔らかい質感なので、不快に感じることはないです。
それに、吸水性も高いため肌に押し当てていくだけでどんどん吸水していきます。
特に髪の毛の水分はよく吸い取ってくれるのが分かります。コットン製のタオルで拭いたときに比べて、マタドールのタオルで拭いた時のほうが髪の毛が乾いているからです。
ショートヘアーの男が風呂上がりに使うと、9割くらいは水分で濡れる感じになります。濃い部分は水を吸収していて、薄いグレーの部分はまだ濡れていない箇所になります。
バスタオルサイズだと大きいかなと思ったのですが、むしろちょうど良いくらいですね。
ちなみにですが、全体的に濡れているとはいえまだまだ吸水はできる余裕はあります。
乾くまでの目安は3時間
この状態から完全に乾くまでは3時間くらいです。(部屋の温度は約20度)
ちなみにですが、タオル中央の端にはバックルが付いているので、フックにかけて吊るすことも可能です。
マタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」は洗濯機で洗うこともできますが、マイクロファイバー製なので以下の点には注意したほうがいいです。
- 柔軟剤、漂白剤の使用は避ける
- 乾燥機で乾かすのは避ける(熱に弱いため)
製品の劣化につながるので、長く使うためにも注意が必要です。
マタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」を使ってみた感想
メリット・良かった点
以下の点においては、想像通り満足しています。
- 超軽量
- コンパクトに収納できる
- 3時間もあれば乾く
- 吸水性も文句なし
速乾タオルに求められている機能は、すべて合格点といえます。
特に超軽量かつコンパクトなのは、荷物を最小限に持っていきたい旅行者にとってポイントは高いです。
マタドール「ウルトラライトトラベルタオル」を一度使ったら、普通のタオルを持っていく気にはなれないほど。
そして、想像以上に良かったのは以下の2点。
- 思いのほかサラサラした手触り
- 化学的な匂いがほとんどない
安いマイクロファイバータオルだと、肌触りになめらかさが無いものが多いです。その点マタドール「ウルトラライトトラベルタオル」は、サラサラした肌触りで非常に柔らかいです。
また、安いマイクロファイバータオルにありがちな、化学的なニオイがほとんどありません。最初は新品特有の糊(?)のようなニオイがありますが、一度洗濯するとほとんど匂うことはありません。
その他のメリットとして、バスタオルサイズであればブランケット代わりにも使えそうなことです。
デメリット・悪い点
速乾タオルとしての機能も文句なしで、デメリットは見当たらないくらいです。
強いて挙げるとすれば以下の2つ。
- 価格がやや高いこと
- ミニタオルサイズとバスタオルサイズの中間サイズが無いこと
マタドール「ウルトラライトトラベルタオル」は、ハンドタオルサイズとバスタオルサイズの2サイズ展開となっています。通常サイズの速乾タオルがあるといいなと思っています。
まとめ
マタドールのウルトラライト・トラベルタオル(Ultralight Travel Towel)について、詳しいレビューをしてきました。
値段は高いものの超軽量でコンパクト、かつ機能性も抜群。普通のタオルを持っていく気になれないほど、満足度の高いアイテムとなりました。
収納袋はブラックで、タオル本体はチャコールと落ち着いたカラーなのも個人的には気に入っています。
海外旅行の速乾タオルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
マタドールのアイテムに関しては、マタドール ビースト18やマタドール・オングリッド バックパックのレビューもしています。合わせて参考にしてみてください。