本記事では、タイ一人旅の費用・持ち物・知っておきたいことを紹介しています。
「これからタイを一人旅をしたいけど、どんな準備をしたらいいかわからない」といった方の1つの参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
筆者はこれまでタイのバンコク、チェンマイ、ノーンカーイ、ウドンターニー、チェンカーンへの一人旅経験があります。
タイ一人旅(バンコク8泊9日)の費用
バンコク8泊9日の滞在で使った金額は、合計で61,948円。
内訳は以下のとおりです。
- 航空券・・・25,180円(ANA35,000マイル利用)
- 宿泊費・・・12,400円
- 食費・・・約8,000円
- カフェ(作業場所)・・・5,900円
- その他雑費・・・10,688円
航空券
海外旅行は基本的にマイルを利用して行くので、航空券はANAの特典航空券を利用しました。
利用したのは35,000マイルで、税金等の支払いが25,180円となっています。
ANAマイルのため方に興味がある方はこちら「ANAマイルを効率的にためる5つの方法!定番から飛躍的にたまる方法まで解説」を参考にどうぞ。
宿泊費
バンコクの宿泊先は、すべてホステルに泊まり8泊で12400円。平均すると1泊約1550円です。
バンコクのホステルにしては高くついているように思えますが、1000円以下は無視して選んだのもあります。また、部屋の料金は高くなりますが、4人部屋などの少人数の部屋を選択した結果です。
今後、長期で滞在する場合は、もう少し費用の安いホステル探しが必要となってきそうです。
ノマドワーカーの方など現地でパソコン作業をしたい方は、共有スペースがあるホステルを選ぶのがおすすめ。
ホステルの共有スペースを利用することで、カフェやコワーキングスペースの費用を抑えることができます。
バンコクでおすすめのホステルは、こちら「【快適でリーズナブル】バンコクおすすめホステルを紹介!」で紹介しているので参考にどうぞ。
食費
食事は基本的に現地の食堂や屋台を利用しました。レストランは利用していません。
もともとレストランは苦手なので、屋台の多いタイは食事の場所に困らないのが嬉しいです。そして、1食50バーツから80バーツくらいと安い上に美味しいです。
全て記録に残していないのでざっくり計算になりますが、8泊9日で約2,000バーツ(約8,000円)くらいの費用感です。
有名な緑のお店のカオマンガイ、50バーツくらい。
「Ratchathewi」駅近くにある屋台のパッタイ、75バーツ。
プロンポン駅前にある「イムちゃん」のエビチャーハン、80バーツ。
バンコクであれば、3食食べても150バーツから240バーツに収まります。日本円に換算しても1日600円〜1,000円くらい。
食費に関しては屋台や食堂メインであれば、1ヶ月3万円以内にはできそうですね。
カフェ(作業場所)
バンコクはカフェが多く、コワーキングスペースもあるので作業場所に困ることはありませんでした。
作業場所に関する費用は以下のとおり。合計で1475バーツ(約5900円)。
- コワーキングスペースの利用・・・合計950バーツ
- スタバで食事・ドリンク・・・合計525バーツ
バンコクではおしゃれなコワーキングスペースもあるのでいくつか回ってきました。
ショッピングモール「セントラルエンバシー」にある「CO-THINKING」。自然あふれるスペースで作業ができます。
「CO-THINKING」については、こちら「バンコクの超おしゃれコワーキングスペース「Co-Thinking」に行ってきた【OPEN HOUSEも楽しめる】」で解説しているので気になる方は参考にどうぞ。
他にも「MRT BlueLine」のシーロム駅から徒歩5分、「BTS Silom Line」のサラデーン駅から徒歩1分のところにある「WORK LOFT」。
1日利用400バーツと高いのですが、空いてて綺麗で穴場のコワーキングスペースとなっています。
「WORK LOFT」については、こちら「高いけど穴場!バンコク・コワーキングスペース「THE WORK LOFT」を紹介!」で解説しているので気になる方は参考にどうぞ。
バンコクはスタバも多いので、何度かお世話に。ただし、スタバはドリンクが高いので格安滞在をしたいのであれば、利用はおすすめしません。
- グリーンティ・ラテ・・・140バーツ
- アールグレイ・・・110バーツ
- アイスレモンティー・・・120バーツ
- クラブサンド・・・155バーツ
今回の滞在では、複数のコワーキングスペースを利用したかったのもあるので、高めのコワーキングスペースも利用した上に、飛行機や移動の合間の時間つぶしにスタバを利用したこともあり高めになっています。
その他の費用
その他にかかった費用を紹介します。
合計で2,672バーツ(10,688円)となっています。(電車移動の交通費を正確に覚えていないので、交通費は概算)
内訳は以下のとおり。
- 水(コンビニで7バーツx10)・・・70バーツ
- ポカリ(コンビニで30バーツx3)・・・90バーツ
- サウナ・・・湯の森(500バーツ)、ニューサトーンサウナ(250バーツ)
- マッサージ・・・1時間250×1、1時間350バーツx1
- Grabバイク(約50バーツ)x3・・・150バーツ
- Grabタクシー・・・87バーツ
- 電車(20〜40バーツ)・・・合計でたぶん200バーツくらい
- ホステル併設カフェでドリンク・・・合計160バーツ
- コワーキングスペースへの持ち込みドリンク・・・合計310バーツ
- Tシャツ1枚・・・200バーツ
- ひげそり・・・30バーツ
- つめ切り・・・25バーツ
サウナやマッサージをするとお金がかかりますが、その他に関するものはほとんどお金がかからない感じです。
タイ一人旅の持ち物リスト
【これで大丈夫】タイ一人旅の持ち物リスト
海外一人旅の荷物については、海外旅行の持ち物リスト・便利グッズまとめ【リュックだけでOK】で紹介していますが、ここではタイ旅行で必ず持っていきたいものをピックアップして紹介します。
- モバイルWi-fiまたはSIMカード
- 日焼け止め
- 虫除けスプレー
- 携帯ウォシュレット
- 上着一枚
- Grabアプリ
タイは、セブンイレブンが大量にあるので日用品の調達がしやすいので、持ち物で心配する必要はありません。
長期滞在するにしても、爪切り、髭剃りなど、たまにしか使わないものは現地調達で十分です。
インターネット環境は整えよう
タイのインターネット環境は、近隣の東南アジアの国に比べてかなり充実しています。
多くの施設ではWi-Fiに接続できますし、カフェもたくさんあります。
とはいえ、どこの国でもそうですが、いつでもインターネットに接続できる環境は整えておくべきです。
それに、Wi-Fiに接続できない場所で、ネットに接続して調べ物をしたいことは多々あります。
なので、海外SIMカードもしくはレンタルWi-Fiは必ず持っていったほうがいいです。
タイでSIMカードを使うのであればAIS Sim2Fly、レンタルWi-FiをするのであればグローバルWiFiがおすすめです。
海外SIMカード、レンタルWi-Fiどちらにするかは、海外旅行はSIMカードとWiFiルーターどっちが最適?選び方とおすすめサービスを紹介を参考にしてみてください。
日差しが強いので日焼け止め必須
タイは日差しが強いので、日焼け止めは必須です。
日焼け止めはタイでも購入できますが、初日で日焼けしてしまう場合もあるので、絶対に日焼けしたくない人は日本から購入していきましょう。
アネッサの日焼け止めは、強力ガードな上に、コンパクトなので持ち運びに便利です。
地方に行くなら虫除けも必須
バンコク、チェンマイの中心地は、想像より蚊が少なくほとんど刺されることはありません。
とはいえ、自然の多い場所にいくと蚊はいますし、地方に行くとたくさんいるので虫除けは必須です。
あると便利な携帯ウォシュレット
タイのトイレにウォシュレットがついていることはほぼありません。
日本と違いウォシュレットがないため、トイレットペーパーで毎日お尻を拭いていると痛くなってしまうことも。
そんな時に便利なのが携帯ウォシュレット。
コンパクトサイズなので持ち運びにも便利ですし、水圧も十分なので海外でのトイレが快適になります。
海外のトイレを快適にしたい人は、持っておくと便利なアイテムです。
TOTO 【いつでもどこでも携帯できる】 携帯ウォシュレットはおすすめなので、気になる人はチェックしてみてください。
長距離バス移動は上着一枚が必要
タイの長距離移動バスは、冷房が超強力でめちゃくちゃ寒いです。
タオルケットは用意されているのですが、それでも寒いです。
なので、長距離バスに乗る際は上着を1枚持っていたほうがいいです。
Grabアプリが便利
タイの移動手段には、電車、バス、タクシー、トゥクトゥク、ソンテウ、バイクタクシーなどたくさんありますが、Grabアプリを入れておくと便利です。
Grab: 配車&デリバリー
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タイでは、GrabタクシーとGrabバイクがたくさんいるので、中途半端に個人タクシーと交渉するより手軽にタクシー利用できます。
Grabアプリを使えば、事前に料金決定、クレジットカードで自動決済、出発地〜目的地を事前入力なので運転手との会話が不要、ぼったくりの心配もないなどメリットが多いです。
タイだけでなく、東南アジアではGrabアプリが大活躍するのでインストールしておくと便利ですよ。
タイ一人旅の注意点
タイ一人旅をする際の注意点を紹介します。
スコールがある
タイの特徴の1つがスコールです。
雨季(6月〜10月)はスコールになりやすく、多くは数十分程度ですが、長いと2時間くらい雨が降り続けることもあります。
スコールは豪雨なので、現地の人も傘をさして歩くよりは、建物に入って避難する人の方が多いです。
タイの治安について
これまでタイを旅してきた印象からすると、タイの治安はかなりいいように感じました。
とはいえ、世界的にみると「治安がいい国ランキング」でも100位くらいと、そこまで治安がいい国とは言えないようです。
それに実際のところ、スリなどの軽犯罪も多いようなので、夜遅くの一人歩きや、混雑エリアなどではスリの被害には注意したほうが良さそうです。
実際にタイに滞在してみると、治安の良さに安心して油断しがちになってしまいますが、安全対策に抜かりのないようにしたほうがいいでしょう。
関連記事:海外旅行のスリ予防と対応策!被害防止のおすすめグッズも紹介!
タイの安全情報については、外務省ホームページも参考にできます。
タイの衛生面について
タイは、食事がリーズナブルで美味しいのも魅力ですが、食事をする際の衛生面が気になっている方も多いはず。
基本的には、レストランやショッピングモールでの食事に関しては、綺麗な環境なのでほとんど気にする必要はないかと思います。
しかし、ローカルな屋台で食事をする場合は、衛生面に注意した方がいいです。
というのも、屋台の場合、食事をするテーブルは衛生的とは言えず、ハエが寄ってくることもそれなりにあるからです。
私はバンコク・地方都市問わず、ローカルな屋台で毎日のように食事をしてもお腹を下すことはなかったですが、以下の点には注意していました。
- コップで出された水や氷は飲まない
- 生もの系の食事は避ける
他にも、食事前はウェットティッシュで手を拭くなどの対策をするのもいいかと思います。
格安でタイ一人旅するならホステルがおすすめ
タイのいいところの1つとして、宿泊施設がリーズナブルなこと。
タイは観光客がたくさん訪れるので、安くて綺麗な宿泊施設が豊富です。5,000円もあれば、プール・ジム付きの綺麗なホテルに泊まれるくらいです。
とはいえ、タイ一人旅をしたいと思っている方の中には、予算をかけずできるだけリーズナブルに旅したいと考えている人が多いかと思います。
そこでおすすめなのが、ホステルのドミトリー部屋(相部屋)です。
タイのホステルは、綺麗でリーズナブルなホステルが多いです。1,000円〜1,500円もあれば、十分に綺麗なホステルに泊まることができます。
ベッドは多人数部屋、トイレ・シャワーは共同でもOKという方であれば、宿泊費代を格安で済ますことができるのでおすすめ。
バンコクとチェンマイのおすすめホステルは、以下の記事にて紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
タタイ一人旅の費用・持ち物・知っておきたいことを紹介してきました。
タイは物価も比較的安く、「とにかく過ごしやすかった」というのが一番の感想。
カフェやコワーキングスペースもたくさんあり、食事をするところも豊富。コンビニやショッピングモールもあるので買い物に困ることもありません。
タイに一人旅に行くのであれば、リュック1つで十分。本記事で紹介したものを持っていけば、十分に旅をすることができます。
何か足りなくても、現地で何でも買えるので持ち物で困ることはほとんどないはずです。
これからタイに一人旅をする方は、ぜひ楽しんできてください。
また、これまでのタイ旅行記も投稿しているので、こちらもぜひご覧ください。
- 2022年3シリーズ:タイ一人旅10日間の滞在記【バンコク編・前半】
- 2023年6シリーズ:タイ男一人旅2023年①メコン側沿いの街ノーンカーイをゆるりと散策