【異色のバックパック】マタドールSEG28(セグ28)レビュー!

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新しい海外旅行用のバックパックとして、マタドールのSEG28(セグ28)を購入しました。

SEG28は、前面にある4つのコンパートメントが特徴的なバックパックで、見た目も一般的なバックパックと一線を画します。

しかし、「使い勝手はどうなの?」と気になっていたので、実際に使ってみようじゃないかということで購入に至りました。

本記事では、マタドールSEG28のスペック・機能や使ってみた感想について紹介したいと思います。

目次

マタドールSEG28の製品情報

基本スペック

マタドール・SEG28(セグ28)のスペックは以下のとおりです。

製品名SEG28 バックパック(SEG28 Backpack)
容量28L
サイズ縦51cm x 横30cm x マチ24cm
重さ1,043g
素材ナイロン(ブルーサイン認証)
カラーブラック
価格250ドル(36,300円/2024年10月時点)

なお、カラーはブラックとアークティック・ホワイト、容量は28Lと45Lのサイズ展開となっています。

私が購入したのは28Lサイズなので、ほとんどの航空会社の機内持ち込みに対応できます。

特徴・機能性

マタドール・SEG28(セグ28)の機能面や特徴について紹介します。

4つのコンパートメント

SEG28の最大の特徴となっているのが、前面にある4つのコンパートメントです。

それぞれ容量が異なり、上から4L、6L、8L、10Lとなっています。

4Lのコンパートメント
4Lのコンパートメント
6Lのコンパートメント
6Lのコンパートメント
8Lのコンパートメント
8Lのコンパートメント
10Lのコンパートメント
10Lのコンパートメント

これらのコンパートメントを使うことで、「メインコンパートメントを開けずに、取り出したい荷物を取り出す」ことができます。

そのため、わざわざバッグを広げて開ける必要もないので、バックパックを寝かせて広げるスペースがなくても取り出しが可能です。

収納に関しても、コンパートメント自体が収納ポーチの役割を果たすので、寒いときに羽織る上着などを入れるのであれば収納ポーチを使わない選択もできます。

メインコンパートメント

スーツケースのように大きく開くことができるので、荷物全体が見やすく出し入れもしやすいです。

SEG28のメインコンパートメント

なお、メインコンパートメントのジップだけはホワイトになっています。

ジッパー部分には防犯ループ

なお、外側にある全てのジッパーには防犯ループがあり、防犯性を高める工夫がしてあります。

以下のように、防犯ループにジップを通すことで簡単に開けられない仕様になっています。

防犯ループにジップを通せば、引っ張るだけでは開けれらないようになります

利用しなくてもいいですし、防犯性を高めたいなら利用したほうがいいでしょう。

背面にクイックアクセスポケット

背面には2つのスペースがあり、外側寄りのスペースがクイックアクセスポケットになっています。

深さは25cmくらいあるので、けっこうものを入れることができますが、取り出しやすさはやや窮屈な感じがします。

内部にはキーチェーンが1つ。

そして、ジップ付きの内ポケットが1つあります。

中には幅の異なるループも付いているので、ペンなど小物を収納できる仕様です。

背面にノートPC収納スペース

背面にはノートPC収納スペースがあり、16インチのサイズまで対応しています。

ノートPC収納スペースの底面は、バッグの底面から距離があるのでバッグを落としてもノートPCを傷めることはないでしょう。

ただし、海外のレビュー動画を見ていると、16インチのMacBook Proだと出し入れがやや窮屈な感じになっていました。16インチのノートPCを利用している方にとっては、マイナス点になるかもしれません。

私は13.6インチのMacBook Airですが、出し入れはスムーズでスペースもけっこう余裕があります。

ノートPCだけでなく、書類など他のものも入れてもいいかもしれませんね。

バックパネルにシークレットポケット

バックパネルには、マジックテープで開け閉めできるスーツケースのハンドルに通せるスペースがあるのですが、背負って右側の内側にはジッパー付きのシークレットポケットがあります。

マタドール公式では、現金やパスポートなど貴重品を隠しておくのにもいいと紹介されています。

空港にいる間は航空券やパスポートを入れるのに利用すると、バックパックを片方の肩から下ろした状態で取り出せるのでいいかもしれません。

サイドにボトルポケット

伸縮性があるので1Lボトルまでなら収納できます。

4つの持ち手で持ち運びしやすい

4つの持ち手(上部2つ、サイド1つ、下部1つ)がついているので、手で持ち運びやすいようになっています。

前面にある上部の持ち手
背面の上部
背面にある上部の持ち手
サイドの持ち手
片側サイドの持ち手
下部の持ち手
下部の持ち手

例えば、飛行機の棚への出し入れなど手を使ってバッグを持つ場合、どの方向に収納しても取り出しがしやすいです。

防水素材で短時間の小雨なら問題なし

SEG28は防水素材で作られているので、短時間の小雨程度なら十分に耐えられます。

実際に水をかけてみるとこんな感じ。

スルスルーっといった感じで水を弾きます

水を弾く特殊コーティングがされているので、しっかり弾いてくれる感じですね。

外部のジッパーは防水仕様になっているので、雨の侵入を防いでくれます。上記のように水がかかっても、内部に水が侵入することはありませんでした。

とはいえ、完全防水ではないので雨に長時間さらされる場合は、傘をさすなりレインカバーをかけたほうがいいでしょう。

サイドに圧縮ストラップ

容量が少ないときには、サイドにある圧縮ストラップを使えば薄めに保つことができます。

実際の使用感としては、以下のとおりです。

圧縮ストラップが緩い場合
圧縮ストラップを締めた場合

実際の2泊3日分(全ての荷物は実際に荷物を収納した例を参考)の荷物を詰めていますが、かなり圧縮されているのが分かるかと思います。

取り外し可能なヒップベルト

ヒップベルトは細めのタイプなので、しっかりしたものではありませんが、長距離歩く際には役立ちます。

なお、ヒップベルトは取り外しができるので、使わない時はスッキリさせることができます。

マタドールSEG28を使ってみた感想

SEG28の良かったところ

マタドール・SEG28(セグ28)を使ってみて良かったところについて紹介します。

予想以上に使いやすく機能性に優れていた

SEG28を実際に使ってみて感じたのは、予想以上に使いやすく機能性に優れていたことです。

どうしても4つのコンパートメントが着目されがちですが、それを除いて判断しても十分に優れたバックパックかと思います。

  • 持ち手が3面にあるので掴みやすい
  • 圧縮ストラップで厚さを調整できる
  • 素材が丈夫なので耐久性がある
  • 重さ1,043gと比較的軽い
  • スーツケースのように開くので荷物が出し入れしやすい

特に、持ち手が3面あることや、圧縮ストラップで厚さを調整できるの地味に便利です。

使い方が幅広い

そして、4つのコンパートメントの使い勝手はどうなのか。これは使ってみるまで未知でしたが意外とよかったです。

メインコンパートメントと4つのコンパートメントがあることで、幅広い使い方ができます。

そのため、自分にとってどんな使い方が最適か探していく楽しさもあります。

  • 4つのコンパートメントだけを使う
  • 両方組み合わせて使う
  • あえてメインコンパートメントだけ使う

このように、状況や好みに応じて使い分けは自由です。とはいえ、両方組み合わせて使うのが汎用性が高い使い方になるかと思います。

また、コンパートメントごとの役割に関しても、

  • 荷物の種類ごとに分けて収納する
  • 使用頻度に応じて入れる場所を決める
  • 1つのコンパートメントは着用済みの衣類専用にする

といったように自由度が高いのがSEG28のメリット。

例えば、使用頻度の低いものや利用済みのものを入れるようにすると、メインコンパートメントの荷物の種類が減り、取り出しが簡単になります。

このように、自分の好みに合わせて自由な組み合わせで利用することができます。

また、コンパートメント自体が収納ポーチの役割を果たすので、入れるものによっては収納ポーチを使わない選択もできます。

意外と軽かった

SEG28の重量は1,043gなので、30Lクラスのバックパックとしては比較的軽めです。

最近人気の30Lクラスのバックパックと重さを比較してみます。

バックパック名重さ
マタドール・SEG281,043g
オスプレー・Sojourn Porter 301,380g
エイブルキャリー・Max Backpack(30L)1,600g
ベルロイ・Lite Travel Pack 30L950g
エアー・Travel Pack 3 Small Ultra(28L)1,550g
グレゴリー・Compass30685g

グレゴリーのCompass30とベルロイのLite Travel Pack 30Lには劣るものの、他の有名メーカーよりは軽いですね。

以前のバックパックは約1,300gのものを使っていましたが、約250g軽くなっただけでも体感的にはかなり軽く感じています。

SEG28のデメリット

SEG28を使ってみて感じたデメリットについて紹介します。

荷物の入れ方によっては出し入れしにくい場合も

メインと4つのコンパートメントを併用する場合は、荷物の入れ方によっては4つのコンパートメントの出し入れが窮屈になってしまいます。

例えば、メインコンパートメントにたくさん荷物を入れた状態だと、各コンパートメントが圧迫されているので、出し入れが窮屈になって使いにくいです。

そのため、併用する場合は荷物の入れ方を上手に調整する必要があります。

背中と肩に汗をかきやすいかも

バックパネルとショルダーストラップはそれなりの厚みがあり、通気性も良さそうな作りではありません。

そのため、背中がポカポカするように熱がこもりやすい印象があります。

実際に荷物を収納した例を紹介

台湾3泊4日に持って行った荷物を紹介するので、SEG28に入る容量の参考にしてみてください。

3泊4日分のすべての荷物
3泊4日分のすべての荷物

いつも海外旅行にもていく荷物は、30Lのバックパックであれば7割くらい埋まる荷物なので、SEG28でもまだまだ余裕がある感じです。

冬の旅行などさらに上着を持っていくスペースは余っているので、極寒の地域出ない限りはSEG28で対応できそうです。

また、国内の登山をするときに、登山ウェアと登山靴も持っていけるようなトラベルバッグとしても考慮していたので、十分に収納できそうです。

マタドールSEG28がおすすめな人

SEG28は独特な機能性を持ったバックパックなので、好き嫌いがはっきり分かれそうではあります。

SEG28を購入する際に考慮すべき点は、

  • 4つのコンパートメントに利用価値を感じる
  • 荷物の量によってはバッグがたるんだ感じになるのは受け入れられる
  • 価格が250ドル(2024年11月時点で36,300円)と高い

といったところでしょうか。

トラベル用のバックパックとしの機能性は十分ですし、防水性・耐久性も十分に優れていると思います。

また、重量も比較的軽いですし、厚めのバックパネルとショルダーストラップなので体への負担も少なめです。

ちなみに私は、以下の点も考慮してSEG28を購入しました。

  • ちょっと変わったデザインに惹かれた
  • 海外旅行のバックパックとして十分な機能性がある
  • 日本人で持っている人はかなり少ないので被らない
  • マタドールが好きなので応援している

トラベル用のバックパックとしてSEG28を選ぶ人は稀有でしょうが、気になる人はチェックしてみて下さい。

>>マタドール・SEG28(セグ28)をチェックする

まとめ

マタドールSEG28のスペック・機能や使ってみた感想について紹介してきました。

これまでマタドールの商品は5つ(ビースト18、オングリッド・バックパック、トイレタリーケース、ソープケース、スピードスタッシュ)を購入しており、デザイン・品質ともに満足。

SEG28もお気に入りの1つに加わりました。

一風変わったバックパックなので、購入する人は少ないでしょうが、気になる方はチェックしてみてください。

>>マタドール・SEG28(セグ28)をチェックする

なお、海外旅行におすすめのバックパックや選び方については、海外旅行のバックパックの選び方やおすすめを紹介!で解説しているので、マタドール以外のバックパックもチェックしてみたい方はぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

海外一人旅が好きなフリーランス。旅のスタイルはバックパック1つの身軽旅。訪れた国の旅行記をメインに書いています。

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