- ドミトリーに初めて泊まるけど、何か必要なものはあるの?
- ドミトリーに泊まる際に、あると便利な持ち物を教えてほしい
- 合わせて快適なドミトリーの選び方も教えて欲しい
こんな疑問に答える記事を書きました。
旅行の宿泊費を安くできるのがホステル。トイレ・シャワーを他の人と共同で利用することでリーズナブルに泊まることができる宿泊施設です。
その中で最も安いルームプランが「ドミトリー」と呼ばれる共同ベッドルーム形式の部屋。
ただし、アメニティーが最小限だったり、他の宿泊者と同じ部屋で過ごすこともあるのでホテルとは違った状況です。
そのため、ドミトリー用にあらかじめ準備しておいた方がいいものがあります。
本記事で紹介していくので参考にしていただければと思います。
快適なホステルの選び方
快適ホステルの選び方を紹介したいと思います。
- オープンから5年以内
- 予約サイトのレビューが高評価のドミトリーにする
- カーテン付きでプライベートが確保できる部屋を選ぶ
- 静かに過ごしたい場合は少人数部屋にする
- 立地がいいところにする
オープンから5年以内
新しい施設であればあるほど、設備が綺麗なので快適に過ごしやすいです。
いくら清潔感があるホステルでも、施設が老朽化し過ぎていると、どうしても快適とはいえません。
できればオープンから5年以内のホステルを選ぶと、綺麗な施設で心地よく過ごすことができます。
また、建築年が古くても改築年が新しければ綺麗なこともあるので、こちらもチェックしてみてください。
予約サイトのレビューが高評価のホステルにする
ホテル予約サイトには、各施設のレビュー評価が掲載されています。
できれば10段階評価の9以上が望ましいです。最低でも8.5は欲しいところ。
8.5以下になってくると、ちょっとイマイチなところが出てきます。
また、ホテル予約サイトでは、項目別の評価も見れるようになっています。
部屋の快適さを重視するのか、設備を重視するのか、人それぞれ基準は異なるので、自分の重視するポイントはしっかりチェックしておきましょう。
また、インスタやブログで個別にチェックするのもいいかと思います。
ホテル宿泊サイトの写真だと、オープン当初の綺麗に写っているものばかり。インスタやブログで最新の写真を確認することで、劣化具合なども判断することができます。
カーテン付きでプライベートが確保できるところ
ベッドはカーテン付きが断然おすすめです。
カーテンがあることで周りから見えなくなるので、落ち着いて過ごすことができます。
ベッドによっては、部分的にしか隠れていないという場合もあるので、気になる方はしっかりチェックしたほうがいいです。
「カーテンはあるけど薄くて透けている」「レールが短くて半分くらいしか隠れない」といったことも。
部屋のタイプによって様々なので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
静かな部屋がいい場合は少人数部屋にする
あくまで私の経験上ですが、10人部屋といった大部屋より、4人〜5人の少人数部屋のほうが静かに過ごせます。
大部屋はグループで泊まりにきたりもするので、賑やかになることも。
ただし、大部屋より値段がやや高くなるので、予算と相談しながら決めてみてください。
立地がいいところにする
ホステルの立地ですが、街の中心地に近いこと、そして最寄駅から徒歩5分以内にしておくと便利です。
街の中心地であれば食事ができることろも多く、買い物もしやすいです。また、最寄駅に近ければ移動もラクです。
ただし、街の中心地や繁華街などは騒々しいこともあるので、口コミで騒音についての評価があるかチェックしておくといいです。
静かなエリアに宿泊したい場合は、最寄駅から徒歩10分くらい少し離れたところを選択するのもアリです。移動が少し面倒になりますが、静かなエリアに滞在できることが多いです。
ドミトリーとは
ドミトリータイプの宿泊施設とは、一部のホステルやゲストハウスで見られる、複数のゲストが同じ部屋に宿泊する形態のことを指します。
ドミトリーでは、宿泊者は基本的に共用のバスルームとトイレを利用します。
このように、施設を共有して利用することで、リーズナブルに宿泊することが可能となっています。
部屋は複数のベッドが設置されており、その多くは2段ベッドの形状をしています。
ただし、すべてのドミトリータイプの宿泊施設が2段ベッドのみを提供しているわけではありません。一部の施設では、1段ベッドを横並びに配置したり、カプセル型のベッドを提供したりしています。
プライバシーへの配慮から、近年では各ベッドにカーテンを取り付けている宿泊施設も増えています。これにより、他の宿泊客と部屋を共有しつつも、一定のプライベート空間を保つことが可能となります。
ドミトリーは通常、男女混合、つまり男性と女性が同じ部屋で寝泊まりすることが一般的ですが、最近では女性用ドミトリーを提供している施設も増えています。
「男と同じ部屋はちょっと…」という女性の方でも安心して利用することができます。
ドミトリーに必要な持ち物
ドミトリーに宿泊する際に必要な持ち物は以下。
- 南京錠
- 速乾タオル
- 歯ブラシ
- 変換プラグ
- S字フック
- 折りたたみハンガー
- 耳栓
- ティッシュ(+ウェットティッシュ)
- サンダル
- 携帯ウォシュレット
- アイマスク
南京錠
ドミトリーを利用する上で、セキュリティを確保する上で1つは持っておきたいのが南京錠。
ドミトリー内での荷物の管理ですが、ドミトリーによってロッカーの作りはバラバラです。
鍵付きロッカーが付いていればいいですが、以下のような場合もあります。
- そもそも鍵付きロッカーがない
- ロッカーはあるけど鍵は自分で用意しなければいけない
- 鍵付きロッカーがあってもスペースが小さくバックパックが入らない
場合によっては、ベッド上にバックパックを置いたままトイレ・シャワーに行くことになり、セキュリティ上無防備になります。
こういった時は南京錠を使うことでセキュリティを向上できます。
100均でも売っていますが、セキュリティ用なので念のためAmazonでしっかりした南京錠を買って使っています。
速乾タオル
最近では多くのドミトリーでタオルが付いていますが、稀にタオルがついていないことも。
少額で借りられる場合もありますが、プラスで料金がかかるのは嫌ですよね。
なので、タオルを1枚持参しておくと便利です。普通のタオルを持っていくとかさばる上に、乾かすのに時間がかかってしまうので速乾タオルがおすすめ。
薄くてコンパクトなため、荷物の軽量化にもつながりますし、乾くのが早いのもメリット。
マタドールの速乾タオルはコンパクトにまとまり、3時間もあれば乾くので愛用しています。
関連記事:海外旅行の速乾タオルはマタドール「ウルトラライト・トラベルタオル」がおすすめ
旅行用ボディソープ・シャンプーセット
ドミトリーには、ボディソープやシャンプーがないことも。
そのため、少量のボディソープやシャンプーを持っていくと便利です。
ミニサイズであれば、飛行機内へも持ち込みの可能なので没収されることもありません。
歯ブラシ
ドミトリーには、基本的に歯ブラシはありません。
そのため、自分で持参していく必要があります。トラベル用の歯ブラシセットにすると、ケースが付いているので保管や持ち運びに便利です。
変換プラグ
海外旅行をする際に重要なのが、スマホやタブレット、ノートPCの充電です。
ドミトリーのベッドには、基本的に電源プラグがあるので充電ができる場所になります。
海外のコンセントと日本のコンセントは形状が違うため、日本の充電器は利用できません。(日本と同じ形状のコンセントの国・地域もあります)
そのため、変換プラグを持っていきましょう。おすすめは全世界で使えるタイプのもの。
1つ持っておけば、今後の海外旅行でも利用することができますよ。
S字フック
ドミトリーによっては、ベッドルームに物を掛けるスペースがない、シャワールームに物を置くスペースがない、といったことがあります。
そんな時にS字フックがあると便利。
かさばるものでもないので、1つ、2つ持って行くといいです。
折りたたみハンガー
ドミトリーでは、洗濯物を干すところがない場合が多いです。
洗濯物を乾かしたい、濡れたタオルを乾かしたいといったときのために、1つ2つ持っていくと便利です。
耳栓
ドミトリーの場合、人それぞれ寝る時間が異なるため、自分が寝たいタイミングでも物音がすることも。
なかには、スマホで音を垂れ流しながら動画を見ている人もいますし、夜中のいびきがとんでもない人もいます。
荷物になるものではないので、耳栓を1つ持っていくと便利です。ついでに、カフェやコワーキングスペースで作業をしたい時にも使えます。
ティッシュ
ホテルでは当たり前のように置いてあるティッシュですが、ほとんどのドミトリーには置いてありません。そのため、ポケットティッシュが1つあると便利。
ティッシュは現地でも購入できるので、1袋だけ持って行って足りなくなったら現地で購入するといった形のほうが、荷物の軽量化にもつながります。
また、ウェットティッシュも同様に1袋あると便利。海外旅行をしていると、手を清潔にするタイミングが少なかったりします。衛生面も考えてウェットティッシュも1袋あるといいです。
サンダル
ドミトリーではバス・トイレが共同になるわけですが、バスルームの床が濡れていることも多いです。
素足だとあまり気持ちのいいものではないので、ビーチサンダルを1足持って行くと便利。
ドミトリー内で使う分には、100均のサンダルで十分です。安いので現地で捨てて帰りの荷物を軽量化することもしやすいです。
携帯ウォシュレット
ドミトリーに限らず、海外の宿泊施設にはウォシュレット機能付きのトイレはほとんどありません。
そのため、毎日トイレットペーパーでお尻を拭いていると痛くなってしまうこともありますよね。
そこで、携帯ウォシュレットを持っていくことで、旅先でのトイレが快適になります。
TOTO 【いつでもどこでも携帯できる】 携帯ウォシュレット
水圧もそれなりにあるのでウォシュレットの機能を十分に果たしてくれますし、コンパクト設計なのでたいして荷物にもなりません。
アイマスク
他の宿泊者と同じ場合は、それぞれ眠るタイミングが異なるため、夜遅くても部屋の電気がついていることも。
そんなときのために、アイマスクが1つあると便利。飛行機でゆっくり眠りたい時にも利用できます。
ドミトリーに関するQ&A
2段ベッドは上と下どっちがいい?
多くの宿泊先ではベッドの場所はあらかじめ決められていますが、場合によっては自分で選べることもあります。
好みによりますが、それぞれメリット・デメリットがあるので自分に合うほうを選びましょう。
下段の特徴 | 上段の特徴 |
---|---|
出入りが楽 カーテンの隙間から中が見えてしまう 上段の人が上り下りするときに揺れ・音が響く | 周りから見えにくいのでプライベートを保ちやすい ハシゴの上り下りが面倒 |
下段はハシゴを登る必要がないため、出入りは楽ちんです。ただし、カーテンの隙間から中がわずかに見えてしまうのでちょっと落ち着かないところがあります。
上段はプライベートを確保しやすく落ち着きますが、ハシゴの上り下りが面倒です。
ドミトリーの貴重品管理はどうすればいい?
ドミトリーは、1つの部屋に複数の人が集まる場所であり、通常のホテルに比べて貴重品の紛失や盗難のリスクが高まります。
そのため、セキュリティ対策をしっかりと行うことが重要です。
ドミトリーには、鍵付きロッカーやセーフティボックスなどの保管場所が設置されていることが多いです。貴重品を保管する際には、これらを利用すると便利です。貴重品は短時間であっても無防備に放置しないことが大切だからです。
鍵付きロッカーやセーフティボックスがあるかどうかは、宿泊施設によるので事前にチェックしておきましょう。
もしない場合は、シャワーを浴びたりする時など部屋から一時的に離れるときに、貴重品と一緒に離れるようにしましょう。その際は、リュックのファスナーに南京錠をつけたり、リュックをワイヤーロックで縛り付けて保管するなどの対策も有効です。
まとめ
快適ホステルの選び方とドミトリーに必要な持ち物を紹介してきました。
リーズナブルな分、他の人と相部屋であったり、アメニティが付属していないなど、一般的なホテルとは違った特徴を持っています。
とはいえ、宿泊費を抑えれば長く旅を続けやすいメリットもあります。
少しでも参考にしていただければと思います。
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