以前までアメックスゴールドを使っていましたが、ANAアメリカン・エキスプレス・カード(ANAアメックス)に変更してから3年間ほど、メインのクレジットカードとして利用してきました。
アメックスゴールドからANAアメックスに変えた理由としては、アメックスプロパーの年間マイル移行上限が4万マイルまでと変更になってしまったからです。
ポイ活をしている人なら意識したいクレジットカードのポイントですが、使うときに制限があったのでは不便ですよね。
果たして、ANAアメックスの使い勝手はどうなのか。
この記事では、ANAアメックスをメインとして使ってみた感想を紹介したいと思います。
ANAアメックスの基本情報
まずは、ANAアメックスカードの基本情報を表にまとめてみました。
年会費 | 7,700円(税込) |
家族カードの年会費 | 2,750円(税込) |
ポイント還元 | 1% |
ポイント移行コース | 年間参加費6,600円(税込) |
継続ボーナス | 1,000マイル |
空港ラウンジ | 無料利用可能(国内外29空港の空港ラウンジを同伴者1名まで無料) |
国内旅行傷害保険 | 利用付帯(最高2,000万円) |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯(最高3,000万円) |
限度額 | 個別に設定 |
年会費は他のクレジットカードに比べるとやや高めですが、ANAマイルが貯まるクレジットカードとしてはリーズナブルです。
入会キャンペーンやカード利用ボーナスなどもあるので、ANAマイルがたまりやすいクレジットカードといえます。
ANAアメックスのメリット
ANAアメックスをメインとして利用してみたメリットを紹介します。
メリットに感じたのは次の4つです。
- ANAマイルが貯めやすい
- 入会キャンペーンがアツい
- マイル移行上限がない
- 海外旅行保険が自動付帯
ANAマイルが貯めやすい
ANAアメックスの利用によるポイント還元率は1%。
ためたポイントも「1,000ポイント=1,000マイル」に交換(ノーマルの場合は移行手数料あり)できるので、マイル還元率も1%となります。
マイルをためるクレジットカードとしては文句なしです。
その上、ANAカードマイルプラス提携店での利用でポイント2倍になります。
ANAカードマイルプラスとは、ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードで支払いをすると、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)につき1マイルがたまるサービスです。
ANAカードマイルプラス提携店は、ANA・ANAグループでの買い物をはじめ、セブンイレブン、マツモトキヨシ、スターバックスなど普段利用するようなショップも含まれているのが嬉しいところ。
また、カード利用によるボーナスマイルをもうらうことができます。
- ANAグループ便の利用でボーナスマイル
- カード継続ボーナス1,000マイル(毎年1回)
ANA系列や提携ショップでの利用で、もらえるポイントが増えるので、他のクレジットカードに比べてANAマイルをためやすいメリットがあります。
入会キャンペーンがアツい
なんといっても、ANAアメックスの入会キャンペーンはアツいです。
アメックスでは、定期的に入会キャンペーンを行っていて、利用額に応じたマイルをもらうことができます。
私は3ヶ月の利用ですでに40,000ポイント以上をゲットしました。
マイルに交換すれば、40,000マイル以上になるので、ハワイや東南アジアの特典航空券は予約できます。
年会費に対して、この入会キャンペーンはかなりお得と言えます。
時期によってもらえるマイルに差がありますが、ANAアメックスを作る際は入会キャンペーンは必ず利用したほうがいいです。
年間のマイル移行上限がない
ANAアメックスは年間のマイル移行上限がありません。
私はアメックスゴールドを使っていましたが、ポイントのマイル移行上限が4万マイルまでと制限があったので、ANAアメックスの作成をしました。
マイルで特典航空券を予約したいと思っても、国によっては4万マイル以上必要なこともあるので、どうしても不便に感じてしまいます。
それに、ポイントをたくさんためたからといって、年間のマイルへ移行上限があったのでは、ポイントを有効活用できず持て余してしまいます。
ANAアメックスは年間のマイル移行上限がないので、好きなだけポイントをマイルへ変えることができます。
ANAアメックスのデメリット
ANAアメックスをメインとして利用してみたデメリットを紹介します。
マイルの移行に「ポイント移行コース」への登録が必要
ANAアメックスカードでたまったポイントをマイルに交換するには、「ポイント移行コース(6,600円・税込み)」への登録が必要となります。
ANAマイルがためやすいカードとはいえ、ちょっと高く感じます。
海外旅行先ではメインカードとして不十分
マイルを貯めるクジレットカードとしては合格ですが、海外旅行先でメインで利用するには物足りないです。
というのも、海外キャッシング機能が付いていない上に、VISAブランドに比べると使えないお店が多いからです。
そのため、VISAブランドでキャッシング機能のついたクレジットカードが必要になります。メインのカードとしては、エポスカードのほうが利便性が高いので、こちらを持って行ったほうがいいです。
関連記事:海外旅行はエポスカードが最高すぎる!特典・サポート・マイル高還元と文句なし!
ANAアメックスの申し込み・審査から発行までの流れ
3/17夜に申し込み。すぐに『カード申し込み受付完了のお知らせ』メールが届きます。
3/21に審査通過のメールが到着。
『【ANA American Express(R) Card】ようこそ、アメックスへ。』というタイトルで送られてきました。
無事審査を通過して、カード発行発送手続きに入っているようです。
私は個人事業主ということもあり、新規でクレジットカードを作成するときは少し心配になるのですが、アメックスゴールドでの実績もあるので、今回は安心して審査を待つことができました。
「審査に通過しました」とかいう文面ではないのが、アメックスらしいですね。
と、思ったらすぐに郵便でカードが届きました(笑)
驚異の発行スピード!申し込みから4日後に手元に。
さすがにこんなに早く届くと思っていなかったので、かなりびっくりしました。
思ったより薄いブルーの券面でキラキラしています。
ANAアメックスの限度額
気になるANAアメックスの限度額について。
私はアメックスゴールドを保持(利用限度額500万までは確認)しているのですが、新たに発行したANAアメックスの限度額はいくらに設定されているのか。
アメックスオンラインで確認したところ、ANAアメックスの限度額は200万円。
日常的に使っていく分には十分な額を設定してくれました。
ただし、アメックスは実績を積み重ねれば限度額のアップはめちゃくちゃ早いので、まずは利用して実績を積んでいこうと思います。
まとめ
ANAアメックスを3年間メインとして使ってみた感想を紹介してきました。
正直なところ、ANAアメックスはこれといったずば抜けた特徴はありません。
例えば、アメックスゴールドやSPGアメックスには次のような強みがあります。
- アメッックスゴールドだったら、高級レストランが半額、招待イベント、海外旅行特典
- SPGアメックスだったら海外ホテル特典
※両カードとも年会費は約3万円ほどかかりますが、何かしらの強みがあります。
ANAアメックスはこれといった強みはないものの、年会費、付帯特典、ANAマイルのためやすさを考慮すると、バランスのとれたクレジットカードと言えます。
年会費7,700円(税込)はかかるものの、メインカードとしても使える十分お得なクレジットカードに感じています。
マイルをためやすいクレジットカードで迷っている人がいるのであれば、ANAアメックスを選んで間違いないと思います。
以上、ANAアメックスを3年間メインとして使ってみた感想でした。
のちに、ANAアメックスゴールドに切り替えました。インビテーションによる切り替えについては、ANAアメックスからゴールドへ切り替え!インビテーション利用で3万マイル!で紹介しているので合わせて参考にしてみてください。