需要もあり人気のあるプログラマー。
私はプログラマーを10年経験して引退しましたが「プログラマーの将来に危機感を感じた」というのも辞めた理由の一つです。
このままプログラマーとして働いていくと、将来危険な状態になるのでは?
そう考えて「プログラマーとして活動してくことはやめた方がいい」と決断しました。
そこで本記事では「プログラマーの将来性とPG歴10年の私が感じたプログラマーの危機感」について解説したいと思います。
プログラマーの将来性と私が抱いた危機感
プログラマーの将来性と私が抱いた危機感を解説します。
プログラマーの将来性
結論からいって、プログラマーは需要のある職業でこれからの時代にマッチした職業だと今でも思っていて、プログラマーの将来性は明るいと思っています。
- プログラマーは人手不足
- ITの進化に伴い、プログラマーはこれからも必要になってくる
経済産業省が発表している「IT人材需給に関する調査」でも、プログラマー不足は今後も続いていき、需要の高いまま推移していくと言われています。
20年後もプログラマー需要はあるでしょう。
そんな将来性が明るいと思っているプログラマーに対して、いったいどんな危機感を抱いたのか?
それは「使えない高齢プログラマーになることへ」の危機感でした。
高齢プログラマーの将来性は未知数
IT業界が若いこともありますが、50歳になってもプログラマーとして現役バリバリで働いている人はかなり少ないです。
実際に私が参画していた全てのプロジェクトを見渡しても、ほとんどは20代、30代のプログラマーです。
40代でプログラマー という人でも珍しく、50代でプログラマーとして活躍している人はごくわずかでした。
IT業界では、40代、50代ともなれば、マネジメント職についている人がほとんどです。
現在、私と同年代の30代プログラマーが大量にいますが、これから40代、50代となっていく中で活躍できる場があるのか疑問でした。
中途半端な高齢プログラマーは淘汰される?
世間的には、45歳くらいのリストラが話題となっていますが、プログラマーでもこれは起きてくるように思います。
例えば、40歳にもなって下流工程しかできないプログラマーは、会社にとって徐々に必要性はなくなってきます。
というのも、毎年給料は上がっていくのに、やっていることは若手と同じというのであれば、若手のプログラマーを雇った方が会社としてはお金もかかりません。
高齢でも需要があるとすれば、
- AI、IOT、セキュリティなどのこれからの時代に必要なスキルを持っている
- それ以外の技術でもハイスキル
- マネジメントできる人材
といった感じかと思います。
- 給料は高いけどやることは若手と一緒
- 新しい技術を身につけていない
こういった人材だと年齢を重ねてからのリストラなんてことにもなりかねません。
私の場合、マネジメントスキルだったり、AI、IoTのスキルを身につけていけるかと言われれば、そこまでの気持ちはありませんでした。
そういった理由から、このままキャリアアップしないまま、これから先もプログラマーとして10年、20年と過ごしていくことはリスクにしか感じませんでした。
まとめ
「プログラマーの将来性とPG歴10年の私が感じたプログラマーの危機感」を解説してきました。
プログラマーをしていた現役時代には、
私と同じ30代のプログラマーは多数いるけど、このまま年齢が押し上げられていったら、自分が必要とされる場所はあるのだろうか?
と徐々に危機感を抱くようになりました。
とはいえ、
- マネジメント能力を身につける
- 常に新しい技術を身につけていく
こういったことのできるプログラマーであれば、歳を重ねていって高齢になっても活躍できると思います。
私にはその自信もありませんでしたし、気力もありませんでしたが。こういう気持ちを持っていた時点で、プログラマーに向いていなかったのかもしれません。