- 「旅行に行ってそれなりに楽しかったし良い経験になったけど、疲れただけのような気がする」
- 「今回の旅行は思ったより楽しめなかった…」
こんな風に思ったことはありませんか?
旅行は気分転換や新しい経験に最適ですが、時には疲れただけのように感じてしまうこともありますよね。
本記事では、疲れるだけの旅行から抜け出すための対策法を紹介したいと思います。
旅行が楽しめない・疲れただけになってしまう最大の原因は旅スタイルが合っていないから
旅行に行ったけど楽しめなかった、疲れるだけと感じる一番の理由は、旅のスタイルが合っていないからです。
例えば私の場合だと、観光地をガンガン回るような慌ただしい旅行は満足度が減ってしまいます。
ガンガン観光地を回るよりは現地でまったりする時間も過ごしたいと思うタイプなので、せわしい旅行は疲れるだけになってしまうからです。
「楽しいのは楽しいけど、やたらと疲れたな」と本当に満足したとは言えないような体験に。時間を無理に詰め込んだり、興味のない場所を訪れたりすることは楽しい旅行とは言えません。
海外一人旅を始めたばかりの頃は、「せっかく海外にいくんだから、観光地をたくさん回ったほうがいい」と考えて1日かけて観光地巡りをしていましたが、なかにはほとんど興味がない場所にも行ったりしていました。
「旅行に行くなら観光スポットを巡らないともったいない」という意識が強かったのかもしれません。
しかし今思うのは、観光スポットだけに捉われず「現地で自分がやりたいこと」をやるほうがいいということです。
例えば、旅先のカフェでまったり読書したり、ホテルのプールでまったりする、パソコンを持っていき作業をする、といったことでもいいかと思います。
こういったことは他の人からしたら「せっかく旅行に行っているのにもったいない」と思われることもあります。しかし人の価値観はそれぞれなので、旅行先で自分のやりたいことをやるのがベストです。
現在では、本当に行きたい場所以外は無理して行かず、現地の雰囲気を楽しむためにまったりする時間も大切にするようにしています。
このように、自分が本当にしたいことをすることで、満足いく旅行体験にすることができています。
旅行が楽しめない・疲れただけになってしまうという方は、旅のスタイルを見直すことで本当に楽しめる旅行にすることができるかと思います。
旅行が楽しめない・疲れるだけになるよくある原因
旅行が楽しめない・疲れるだけになってしまう原因は、旅のスタイルが合っていないだけでなく、その他の要因も重なっていることも多いです。
計画や準備による疲れ
短期旅行の場合は別ですが、長期旅行となると計画や準備、調べ物など思った以上に時間がかかり疲れの原因となります。
宿泊先の選定、観光スポットのリサーチ、移動ルートの調査などチェックすべきことが多いからです。
また、長期旅行では全てを決めることが難しいので、現地でリサーチを行う必要があり意外に時間が取られたりします。
それに「本当にこの準備・リサーチで足りるかな?」と不安に思ったりするもの。
精神的にも不安になり疲れが貯まりますし、計画や準備は意外と疲れの原因となります。
慣れない土地での緊張感
新しい環境に滞在することは、いつもの慣れた環境にいるのとは異なり、自然と緊張感が高まります。
これは、未知の環境に対する注意・警戒心を高め、危険から身を守るための人間の生存本能とも言われています。
例えば海外旅行では、日本とは違う言語、交通手段、食事、安全性などに適応しなければならず、これが細かな疲労となって蓄積します。
特に海外では、防犯や犯罪などのリスクも日本より高くなるため、自然と緊張感が高い状態が続きますよね。
未知の環境に身を置くことは、楽しさを感じる反面、警戒心による精神疲労も伴います。
長時間の移動
旅行における長時間の移動は、何もしていないように思えて、なんだかんだ疲労が貯まるものです。
特に、飛行機やバスによる長距離移動は特に疲労が溜まりやすいです。
身体が動かすことがないため、ずっと同じ体勢を維持しなければならず、肉体的な疲労につながるからです。
また、座席スペースが狭かったり乗り心地が不快な場合、さらに体の疲労が増加します。
荷物が重い
旅行に持っていく荷物の重さも疲労に関係してきます。
当然のように、荷物が重ければ思いほど体への負担が大きいからです。
旅先ではどうしても荷物を持った移動が発生するもの。ときには、バックパックを背負って長距離を歩かなければいけないことも。
そのため、旅行の荷物はできるだけ軽量化したほうがいいです。
旅行の荷物の軽量化については、【少ない荷物で旅しよう】旅行の荷物を減らす簡単なコツを紹介!を参考にしてみてください。
時差による生活のズレ
旅行先と日本の時間差は、体調不良や疲労につながることがあります。
なぜなら、時差は生体リズムを乱し、睡眠の質を低下させるからです。
現地時間ではまだ早い時間でも、日本時間にすると深夜だったなんてこともあります。
そのため、睡眠時間をうまく調整して、現地の生活リズムに合わせるなどの工夫が必要です。
過密なスケジュール
旅行中に過密なスケジュールを組むことは、疲労を招く一つの大きな要因となります。
行きたい場所や見たいものが多すぎると、移動に追われ休息時間を十分に確保できず、心身ともに大きな負担をかけるからです。
それに、観光スポットや見どころを駆け足で見ることは、一つ一つを満喫する時間も短くなります。本来楽しむべき旅行が、感じる楽しみが少なく、ただ疲れを感じてしまうことになってしまうことも。
過密なスケジュールは、疲労を生むだけでなく、旅行の楽しさそのものを奪ってしまう可能性があるのです。
楽しさを感じるまで日数を要することも
旅行に行って「ただ疲れるだけ」と感じてしまう原因は、旅行日数が短すぎるというパターンもあります。
私が海外に行ってよく経験することなのですが、「旅の楽しさを感じれるようになるのは3日目あたりから」ということもあるからです。
最初の2日間は「どことなく不安で、今日1日疲れたな」といった具合で、そこまで楽しさを感じれていない状態です。
このように、新しい環境に慣れ、旅の楽しさを感じられるようになるには数日必要なこともあります。
なので、短期間の旅行に行って「疲れただけ」と感じてしまう場合は、日数を伸ばしてみることも1つの解決手段になるかと思います。
刺激がない土地に行っている
刺激がない土地を訪れることも、疲労の一因となることがあります。
というのも、刺激がない場所では興奮や楽しみを感じにくく、ただ移動による疲労を感じるだけだからです。
海外に行ってみるなど、普段とはまったく違う環境を味わえるようなところに行くといった対策が必要です。
観光スポットを巡りすぎ
人によっては観光スポットを巡ることに追われるのも、疲労の原因になります。
自分の旅のスタイルが出来上がっていない場合、ガイドブックに乗っている観光スポットを巡ることに集中しがちです。
しかし、「観光スポット巡りに追われて疲れた」となってしまうことも。
人それぞれ旅のスタイルは異なるので、観光スポットだけに捉われない過ごし方をしても問題ありません。
例えば、「現地のカフェでまったりする」でもいいわけです。自分が旅行先で何をしたいかを考えて、現地でやりたいことをやるのがベストです。
まとめ
本記事では、旅行で疲れる原因と、疲れるだけの旅行から抜け出すための対策法について紹介してきました。
旅のスタイルが合っていないと満足いく旅行にすることができないので、旅先で何をしたいのか一度見直してみることが大切です。
また、快適に旅するように工夫して疲労を軽減していくことも重要です。ぜひ参考にしてみてください。