最近仕入れをしていて思うことがあるのですが、「商品価値の見極め」をして仕入れをしている人が少ないということ。
その商品の本来の価値を見極めていないがために、仕入れをスルーしていたりします。
本記事では1つの例を参考にしながら「商品価値を見極める」ことについて解説したいと思います。
本記事で解説するような状況というのはそう多くはありませんが、考え方を取り入れ実践するだけでも、他のせどらーがスルーしているような商品も仕入れることができるようになると思います。
モノレートと出品一覧をただチェックするだけではダメ
今回は次のような商品を例として解説します。
- 1000ページにも及ぶ専門書
- 仕入れ値は5000円
- コンディションは「良い」で出品できる状態
直近3ヶ月のモノレートは次のとおり。
※ロングテール商品なので、その時点で仕入れ対象としない人もいると思いますが、あくまで考え方の参考として下さい。
直近3ヶ月の相場は7000円くらい。かつ1度も売れた形跡がないので、この時点で仕入れ対象外とする人も多いと思います。
次に12ヶ月の期間でモノレートを見てみます。
モノレート12ヶ月間を見てみると回転は遅いですが、多少の需要があることがわかります。また、9000円弱であれば売れていることが分かります。
しかし、仕入れ値5000円ということと回転を考えると、いい仕入れとは言えませんね。
次に出品者一覧をみてみます。
出品一覧を見ると、ライバルのコンディションは全員「可」です。
仕入れ対象の専門書はコンディション「良い」で出品できるので、先ほどモノレートで見たように最低でも9000円位では売れる可能性があると思います。
しかし、次のような不安が出てくると思います。
- 5000円仕入れを考えると最低ラインの9000円だと良い仕入れではない
- 1万5000円に価格設定しても、モノレートを見る限り売れないのではないか
- ライバルが「可」でも、あまり高すぎる価格設定だと売れないのではないか
ライバルか全員「可」というのは、ほぼライバルなしに近い状況ですが、ここまでの情報だと1万円以上で売るのは難しいと考える人も多いのではないでしょうか。
商品価値を見極めることで仕入れ幅が広がる
ここで重要なのは、この商品の潜在価値を見極めるということ。
つまり、「この商品はどのくらいの価格で売ることができるのか?」を見極めることです。
チェックするポイントとしては次の2つです。
- モノレート全期間で判断する
- 商品特性で判断する
1つめのポイントは、モノレートを全期間で見ることで、その商品の潜在価値を判断できる場合があります。
※商品価値というものは時とともに変化していきますが、私は1つの参考値として重視しています。
それではこの商品のモノレート全期間を見てみます。
過去には2万5000円くらいでも売れた形跡があります。
つまり、この商品の潜在価値としては2万5000円くらいの価値はあることがわかります。
現在の相場は、コンディション「可」の商品につられて、相場が下がっている状態と判断できます。
2つめのポイントは、商品の特性から高額でも販売できるかチェックすることです。
この商品は「1000ページにも及ぶ専門書」であることが分かっています。
こういった専門書を買う人はどんな人でしょうか?
小説とか漫画のように娯楽用に買う人でないことは間違いないですよね。
この手の本を買う人は、その分野を研究している大学教授とか研究機関の人などが考えられます。
つまり、お金を持っている人、もしくは会社の経費で購入できる立場の人、ということがわかります。こういった人たちは、高額でも購入してくれます。
「この商品を買うのはどんな人か?」を想像することで、高額な価格設定でも売れるのかどうかの判断材料にすることができます。
まとめ
今回例に出したように、ライバルがいない状態の場合(全員「可」であるとか、出品者なしの場合など)は、直近のモノレート相場だけをみて仕入れ判断をするのではなく、その商品の潜在価値を見極めるということを意識してみてください。
こういった考え方、分析の仕方ができると仕入れの幅も広がってきます。
特に本せどりの場合、この手の商品をけっこう見かけるので、意外と穴場ですよ(^^♪