家で食事をするときに、「料理をする時間がない」「栄養バランスが気になる」「献立を考えるのが面倒」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
本記事は、一人暮らしでナッシュを3年間利用してきた筆者が、人気の宅配弁当サービス「NOSH – ナッシュ」と自炊を徹底比較して、それぞれのメリット・デメリット、ナッシュと自炊の選び方の基準について紹介します。
「ナッシュと自炊どっちがいいの?」と気になっている方の参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
ナッシュがおすすめな人 | 自炊がおすすめな人 |
---|---|
仕事や家事で料理の時間が取れない 料理が苦手 自炊に飽きた バランスの取れた食事を手軽に食べたい 外食よりコストを抑えたい | 調理や片付けに時間をかけたくない料理を作るのに楽しみを感じる 自分の好みに合わせた味付けやメニューを作りたい 時間に余裕がある | とにかく食費を抑えたい
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ナッシュと自炊を5つの項目で比較
以下の項目でナッシュと自炊を比較したいと思います。
比較項目 | ナッシュ | 自炊 |
---|---|---|
料金(1食あたり) | 649円〜865円 | 350円〜550円 |
調理の手間 | レンジで約5分 | 手間がかかる |
栄養バランス | 良い | 微妙(作り手次第) |
メニューのバリエーション | 良い | 微妙(作り手次第) |
ストック性 | 良い | 悪い |
ゴミの種類 | 弁当容器 ダンボール(配送時) | 食材の包装 野菜などの生ごみ |
料金を比較
ナッシュと自炊の料金を比較すると、自炊のほうが食費を安く抑えることができます。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
649円〜865円 | 350円〜550円 |
ナッシュの料金は、定期購入のプランによって異なりますが、1食あたり送料込みで649円〜865円です。
なお、ナッシュには買えば買うほど割引が適用される「nosh club(ナッシュ・クラブ)」というランク制度があります。170食以上購入すると最高ランクになり、常に割引率16.55%が適用され、1食あたり549円〜765円になります。
また、ナッシュはおかずメインの宅配弁当なので、白いご飯がついていないメニューが大半です。そのため、白いご飯は自分で用意する必要があります。

ナッシュのコスパについては、一人暮らしの私が3年間利用した感想として、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:コスパは悪い?ナッシュを40代男一人暮らしが3年使った感想【デメリットも徹底解説】
自炊をする場合は、1食あたり400円〜500円の人が多いのかなという印象です。
自炊をする場合は調理器具の費用もかかるので、これから一人暮らしをする人は、調理器具代も考慮する必要があります。
ナッシュと自炊の1食あたりの料金を比較すると、自炊のほうが安いことが分かります。
調理の手間を比較
調理の手間に関しては、ナッシュの圧勝です。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
ネットで簡単に注文 電子レンジで約5分 容器はそのまま捨てられる | 食材の買い出しが必要 調理をする必要がある 食後の後片付けがある |
ナッシュは冷凍弁当なので、届いたらそのまま冷凍庫で保存。お腹が空いたら冷凍庫から取り出しで電子レンジで温めるだけです。
電子レンジで5分くらい加熱するだけで食べられるため、調理の手間がかかりません。

食材を買い出しに行く必要もありませんし、調理をする必要もありません。また、弁当容器はそのまま捨てることができるため、食後の後片付けの手間も省くことができます。
実際にナッシュを利用するとわかりますが、これはめちゃくちゃ楽なことです。調理の手間がほとんどないため、仕事や家事に忙しい人にとって大きなメリットとなります。
それに対し、自炊の場合は以下の手間が発生します。
- 毎日の献立を考える
- スーパーに食材の買い出しに行く
- 料理をする
- 皿洗いなどの後片付けをする
買い出しから片付けまでを考慮すると、かなりの時間がかかりますよね。
そもそも、「毎日の献立を考える」という作業は、意外と負担に感じるものです。冷蔵庫の中身や栄養バランスなどを考慮してメニューを決めるのは、想像以上に面倒に感じている人は多いのではないでしょうか。
メニューによっては、新しい調理器具の購入も検討する必要があります。
自炊は「料理が好き」「料理の腕を磨きたい」という方にはいいかもしれませんが、時間がない方や料理が苦手な方にとっては大きな負担になります。
栄養バランスを比較
栄養バランスについては、ナッシュのほうが優れているといえます。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
管理栄養士が監修 糖質30g以下 塩分2.5g以下 | 栄養の知識が必要 バランスが崩れがち |
ナッシュのメニューは、管理栄養士が監修しているのでバランスの取れた食事が手軽に摂れることが特徴です。
糖質30g以下、塩分2.5g以下に設定されているので、健康的な食生活を意識したい方におすすめです。
カロリーや栄養素が計算された食事が届くため、栄養管理が難しいと感じる人には便利です。
各弁当の栄養素は、ナッシュのサイトや弁当の蓋に記載されています。


専門の管理栄養士が監修してメニューを開発しているので安心感がありますし、実際に野菜をたっぷり使ったメニューとなっています。
一方、自炊は自分で栄養バランスを考えて食材を選び、調理する必要があります。
自炊で栄養バランスの優れた食事を作ろうとすると、栄養についての知識が必要です。計画的にメニューを考えないとバランスが偏ることもありますし、気づかないうちにカロリーをたくさん摂っていたなんてことも。
作る人次第ではありますが、栄養バランスを考えた食材選び・メニュー作成となると少しハードルが高いかと思います。
メニューのバリエーションを比較
ナッシュと自炊のメニューのバリエーションを比較すると、大半の方にはナッシュのほうが優れていると言えます。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
メニューは100種類以上 和・洋・中・エスニック | 料理が得意であれば豊富に作れる 料理が苦手だと少なめ |
ナッシュは、和食、洋食、中華、エスニック、デザートなど、100種類以上のメニューが用意されています。


ただし、メニューの入れ替わりがあるので「お気に入りのメニューがなくなってしまった」ということもあります。

一方、自炊では料理の得意な人と苦手な人で大きく分かれます。
料理が得意な人であれば、食材選びから調理まですべて自分好みにアレンジ可能です。 旬の食材を使ったり、調味料を調整したりと様々なメニューを作ることができます。
しかし、料理が苦手な人だと、メニューを考えるのが大変です。多くの方はバリエーションが60種類以上という方は少ないはず。
レシピサイトや料理本を参考にすれば、かなりのメニューを作ることができますが、そのためには幅広い食材・調味料を買う必要があります。
私も経験していますが、「食材・調味料を使い切らずに無駄にしてしまう」というのはよくある話です。
ナッシュであれば、100種類以上のメニューを揃えていて、メニューのカテゴリーも肉、鶏、豚、魚、パン、デザートと豊富。飽きずに食事を楽しむならナッシュのほうがおすすめです。
ストック性を比較(長期保存できるか)
ストック性はナッシュのほうが優れています。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
賞味期限は約6ヶ月~1年間 | 賞味期限は3日〜1週間程度 |
ナッシュは冷凍弁当なので長期保存が可能です。

賞味期限は6ヶ月~1年間くらいなので、かなりの期間ストックすることができます。
私の場合ですが、実際に届くナッシュの残り賞味期限は「約8ヶ月~1年間」ということが多いです。
しばらく利用しないという場合でも、冷凍庫に長期間ストックしておけるので、食べたい時に解凍するだけで手軽に食事を作れるメリットは大きいです。
一方、自炊は長期保存に向いていません。
新鮮な食材は保存期間が短く、冷蔵保存で数日から一週間程度しか持たないからです。自炊の料理だと、数日以内に食べないといけないのが普通ですよね。
冷凍保存すれば長期保存が可能ですが、風味や食感が劣化することがありますし、パッキングするなどの手間がかかります。
ゴミの種類
ナッシュと自炊、どちらも調理をすることでゴミは発生しますが、その種類や量、処理の手間が異なります。
ナッシュ | 自炊 |
---|---|
弁当容器 ダンボール(配送時) | 食材の包装 野菜などの生ごみ |
ナッシュは、弁当容器のゴミが毎回出ます。
とはいえ、ナッシュの容器は紙素材なので、家庭の燃えるゴミとしてそのまま捨てられます。ゴミ分別しなくていいので、手間もかかりません。
弁当容器のサイズは、横18.0cm×縦16.5cm×高さ4.5cmなので、普通のゴミ袋であれば余裕で入れることができます。
あとは、宅急便で送られてくる時のダンボールを捨てる必要があるのみです。
自炊は、食材の包装や、野菜などの生ゴミが発生します。
具体的には、食材の包装(プラスチックトレイ、袋など)や、調理中に出る野菜の皮や芯といったものです。メニューによっては、使用済みの油の処理なども必要になります。
料理次第でゴミの量も変わってきますが、そこまで多くはならないかと思います。
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ナッシュと自炊どっちにするか選ぶ基準
以下に、ナッシュと自炊どっちにするか選ぶ基準をまとめてみました。
ナッシュがおすすめな人
次のような人にはナッシュがおすすめです。
- 調理や片付けに時間をかけたくない
- 仕事や家事で料理の時間が取れない
- 料理が苦手
- 自炊に飽きた
- バランスの取れた食事を手軽に食べたい
- 予備の食事を冷凍庫に常備しておきたい
ナッシュは、食事を作る時間を大幅に短縮できるのが嬉しいところ。買い出しも不要、調理も不要、後片付けも不要なのでとにかく楽ちんです。
また、管理栄養士が監修した栄養バランスの食事を、100種類以上の豊富なメニューで楽しむことができます。
こういったメリットも含め、1食あたり600円〜700円であればOKというのであれば、ナッシュはおすすめできます。
時間がない方、献立を考えるのが面倒な方、栄養バランスが気になる方には「ナッシュ」がおすすめです。
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自炊がおすすめな人
次のような人には自炊がおすすめです。
- とにかく食費を抑えたい
- 料理を作るのに楽しみを感じる
- 自分の好みに合わせた味付けやメニューを作りたい
- 料理の腕を磨きたい
- 時間に余裕がある
食費を抑えたい方、料理を作るのに楽しみを感じる方、料理の腕を磨きたい方には「自炊」がおすすめです。
それなりに時間が取れるのであれば、料理を趣味としても楽しむことができます。
ナッシュと自炊を上手に組み合わせるのもアリ
ナッシュか自炊かを選ぶのではなく、ナッシュと自炊を上手に組み合わせるのもおすすめです。
例えば、以下のようなパターンで利用するのもいいかと思います。
- 平日の夕食だけナッシュを利用して、週末は自炊する
- 疲れている日、時間がない日用のストックとしてナッシュを常備する
- ナッシュのおかずをアレンジして、自炊に取り入れる
このように、ナッシュと自炊を柔軟に組み合わせることで、いいとこ取りをすれば普段の食事をさらに楽しむことができます。
実際のところ、1日3食ナッシュを食べている人は少なく、1日1食〜2食を取り入れている人が多いです。
普段自炊をしている人でもナッシュを保存しておけば、「料理を作るのが面倒」「急いで食事を取りたい」といった場合でも、すぐにバランスの取れた食事を食べることができるので安心できます。
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まとめ
ナッシュと自炊どっちがいいのか解説してきました。
比較項目 | ナッシュ | 自炊 |
---|---|---|
料金(1食あたり) | 649円〜865円 | 350円〜550円 |
調理の手間 | レンジで約5分 | 手間がかかる |
栄養バランス | 良い | 微妙(作り手次第) |
メニューのバリエーション | 良い | 微妙(作り手次第) |
ストック性 | 良い | 悪い |
ゴミの種類と量 | 弁当容器 ダンボール(配送時) | 食材の包装 野菜などの生ごみ |
本記事をまとめると、忙しく調理や片付けに時間をかけたくない、栄養バランスの優れた食事をとりたい、自炊に飽きた、料理が苦手という方はNOSH – ナッシュがおすすめ。
食費を抑えたい、料理をするのが楽しみ、時間に余裕がある方は自炊がおすすめということになります。
普段は自炊をしている方でも、「1日1食だけ取り入れてみる」「ストックとして冷凍庫に入れておく」といった使い方も便利なので、ナッシュと自炊を組み合わせるのもおすすめです。
「ナッシュがちょっと気になる」「ナッシュを一回試してみようかな」という方は、ぜひ一度購入してみることをおすすめします。
初回割引キャンペーンを開催しているので、初回はお得に購入することができますよ。
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この記事ではナッシュと自炊を比較してきましたが、「ナッシュそのものについてもっと知りたい」「長期利用者のリアルな声が聞きたい」という方もいらっしゃるかと思います。
実際にナッシュを3年間使い続けた感想や、デメリットなどの体験談は、以下の記事「コスパは悪い?ナッシュを40代男一人暮らしが3年使った感想【デメリットも徹底解説】」で紹介しています。よろしければ、こちらも参考にしてみてください。
